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嫌いならちゃんと言って欲しい
遠回しに言われるのが
1番傷つくんだよ
ハッキリ言えない人
大嫌い
きっと私がタヒんでも悲しむ人なんかいない
だから
私は靴を脱ぎ
邪魔な髪をほどいて
メモだけしたスマホを置き
今ここから飛ぶ
あーあ
もっと甘い物食べときゃ良かった
あ、今日推しの配信だっけ、笑
まあ…どうでもいいか
落ちるまでがスローモーションに見える
あと数メートルで地面
グチャッ
音を立てて落ちた瞬間
女子の甲高い悲鳴がよく響く
うるさい
タヒに際の言葉が
気持ち悪い悲鳴とか…最悪
・
・
・
タヒんでからは
空気の透き通った
ただただ白い空間に行った
上から降りてきたのは
神…と呼べばいいのだろうか、
神は
私に小さく笑顔を浮かべて
下を指差し
空間に穴を開けた
『…はっ、?』
と醜い声を出し
その穴から私は落ちる
・
・
・
落ちた先は
今とは全く違う
豪華な建物
お城みたい
まるでディズ○ーのお姫様みたいな場所
周りはキラキラしていて
ベッド周りにはカーテンが付いている
でも何故か窓だけが無い
不思議
小さな蝋燭一本。
小さな光
手足は少しひんやりとする
フッと目をやると
手錠に足枷
鏡に反射した私には
首輪も付いている
姿もまったく違う
私なんかを監禁とか…
悪趣味だな…って思う
でもこの人は私じゃ無い誰か
きっとその子が監禁されているのだろう
きっと人が変わり私になったから
事の経緯を説明すれば解放してくれるはず