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望花side
望花「ほら、始めるぞ!!。」
律樹「おう。お前ら。強くなってやんぞぉ。」
仲間「「「「おう」」」」
そう言って始まった子供だけで始まった特訓。
望花「まずは、みんなVS私でいいよ〜。」
飛鷹「それじゃァ。やってやるぜ。」
律樹「おい。それ俺のセリフ。」
そう言って。二人とも私に向かってまっすぐツッコんでくる。
・ ・ ・ はじめから思ってたけど、マジで単純なんだよなぁ。
私は、律樹の腕を持ち、もう一人の方になげた。
律樹「な、」
飛鷹「うをぉ!!」
二人とも、すってんころりん。すっとんとん。
奏汰「全く。二人とも、何をしているんですか。」
メガネを掛けた真面目くんがなにか話し始める。なかなか面白そうじゃん。
奏汰「彼女は、ここの四人対一人でも勝てると言えるような強者でもあり、さっきまで一人で頑張ってたの見てたでしょ。なら、経験者なんですよ。そんな単純じゃ無理ですよ。この前倒したチンピラじゃないんだから。」
そう言って、はぁ。タメ息を吐く。
めっちゃ分析上手やん。いいなぁ。もしかして、学年トップかな?この子?。
奏汰「四方向に別れようか。りっきーは、正面から。僕が後ろ。飛鷹は、こっちから見た右。瑠衣は、左な。」
仲間「「「おう。」」」
そう言って、三人とも言われた場所へ向かう。なかなかいいじゃん。
みんなが位置につくと、
奏汰「いまだ!!。」
と、叫んだ。なかなかいいじゃん。
そうして、みんな、一斉に走り出す。
うん、息もピッタリ。お互いを信頼してるところも見て取れる。
けど、
望花「は!!。」
私は、寸前でしゃがみ奏汰が思いっきり握っていた拳に勢いがついたまま。りっきーにあたり、横2人は、避け合ってたけど、
望花「おら!!。」
私の腹パンが炸裂ゥ。いったそぉ。((
瑠衣/飛鷹「ぐ、」
手加減はしたぞい。
奏汰「そんな、これが破られた。なぜだ!!。完璧な作戦だったはずだ!!。それなのに、、、なぜ、、。」
望花「ここのみんなに欠点があるねぇ。」
私はそういった。だけど、みんな暗い顔すると思ってたんだけどなぁ。なんか全然逆で、「なんだ!!」ていうのが眼差しで分かる。
望花「まず。りっきー。単純。スピード遅い。」
律樹「ぅ゙、」
望花「次、奏汰。敵の真ん前で作戦語ってんじゃないよ。あほ。」
奏汰「な゙っ。」
望花「次、飛鷹。お前も単純。プラス、周り見て、敵をちゃんと見てないとダメ。目を離せば一瞬で決まる。」
飛鷹「が!!。」
望花「次、瑠衣。おまえは、しっかり受け身を取れ。あと、言われるがままじゃなくて、しっかり意見出せ。お前だけだぞ。何も言わなくて、空気みたいにしてたの。あと、受け身は取るように。これみんな。」
瑠衣「ば、、」
ふぅ。それぞれに言ってやったぜ。
その時、みんながチリヂリと近づいて来て…
飛鷹「なぁなぁ。どうしたら強くなる!!。」
奏汰「なるほど!!。よく分かった。他には!!。他に直すところは!!。」
瑠衣「もっと、強くなりたい。教えて!!。」
律樹「お前。強いじゃんか。なぁ。俺もお前みたいになれるか!!」
うぉ。グイグイ来るじゃん。
望花「ストップ。ストップ。まぁ。一つ言っとくよ。みんなに一言ずつ言ってると、日が暮れるよ。みんな。強くなれる。むしろ、私を超すぐらい?。いや、それ以上を飛び越えていくかもしれない。そのぐらい君たちは、才能があるよ。」
そう言って、時間を見ると、時計は、午後1時40分を指していた。
望花「あ、そろそろ時間じゃん。終わろっか。」
律樹「あぁ。分かった。」
望花「じゃぁ。教室まで競争だぁ!!。」
飛鷹「よっしゃぁ。行くぞ。」
瑠衣/奏汰「え?」
望花「よーーい。ドン!!。」
私達は、走り出した。物理的にもそうだけど。けど、私はやっと何かのスタートラインに立てた気がする。