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こんにちはこんばんわ。三日月です🌙
今回はイタ王が救われる話だよ
1話ごとに乗り移ってしまった枢軸を救っていこうと思う!!(?)
今回初めて物語系を作っているから変な所や気になる所もあると思うけどあまり気にしないでもらえるとありがたいです…(今までの話でも)
リクエスト️⭕️
それでは、どうぞ👋
⚠︎注意⚠︎
・旧国
・戦争賛美、政治的意図は一切ありません
・初心者
・史実も少し入りますが大半は想像です
【キャラ】
🇬🇧=イギリス
🇫🇷=フランス
🇮🇹👑=イタ王
☀️=日帝
卍=ナチス
🇺🇸=アメリカ
🇵🇼=パラオ
🇫🇮=フィンランド
🇷🇺=ロシア
(前回のあらすじ)
国が集まって行われる会議中に日本、ドイツ、イタリアは遂に乗り移りが起きてしまった。日帝、ナチス、イタ王の登場に周りの国が慌てる中─
あの件(乗り移り)があってから翌日。
🇬🇧「まだ何か起こってる様子はありませんが…準備中でしょうか…?」
流石にあの方達でもこの世に降り立ってから早々に問題を起こすような事はしないでしょう。ただ…いつ攻められてもおかしくないという事を除いて……
昨日はいきなりあのような事もあり落ち着いている様子では無かったので会議は中止して帰らせましたが…
🇬🇧「何もしない訳にはいかないですね…」
これからどうするか話し合う為に息子達を呼んだ。
🇬🇧「そろそろ来る頃でしょうか?」
バタン
🇺🇸「…」
🇬🇧「貴方が約束の時間通りに来るなんて…いつぶりでしょうね」
🇺🇸「そんな事は今はどうでもいいだろ」
🇺🇸「もう呼ばれたであろう奴らが集まってる。さっさとするぞ」
🇬🇧「わかりました」
私がお呼びしたのは
息子(アメリカ)、フランス、パラオ、ロシア、フィンランドの五カ国。
そう…あの戦争を経験した国達です。他にも居ますがあの方達を止めるには強国か仲の良い国達でないといけないと判断しました。
ロシアさんには息子が伝えたと言っていたので大丈夫でしょう、
🇺🇸「なぁ。提案なんだけどよ…三手に別れてみないか?」
🇫🇷「どういうこと?」
🇺🇸「あー…例えるならフランスと親父、ロシアとフィンランドって感じでさ」
🇬🇧「なるほど…これは憶測に過ぎませんがあの方達は固まって動く気がします。」
🇫🇷「そうなられたら厄介だね。なんせあいつら連携力凄まじいし」
🇺🇸「どうにか離せないもんか?」
🇵🇼「ないち……」
パラオさんが憔悴しきってる…やはり呼んだのは間違いだったでしょうか?今からでもメンバーを変えて──
🇵🇼「僕、ないちの所に行くよ」
🇫🇷「…パラオだけじゃ危険だ。アメリカ。お前も行ってこい」
🇺🇸「別れる作戦でいいのはわかった。日帝のところには俺も行きたいけどよ…なんでこいつと一緒に」
🇷🇺「今は喧嘩とかしてる場合ではないだろ。お前の話じゃ最悪世界が滅びかねないんだからそこら辺弁えてくれ」
🇺🇸「…わかったよ」
🇺🇸「んで?後はどうするんだ?」
🇫🇷「オレはイタ王の所にいこうと思う。」
🇷🇺「俺はナチスにいく。先代が世話になったらしいからな。」
🇬🇧「では私はイタ王さんへ…」
🇫🇮「んじゃ余ったナチスにいく」
🇬🇧「このチーム分けでいいです?」
🇺🇸「あぁ」
🇺🇸「それじゃあ次はどうやって離れされるか──」
🇮🇹👑「とりあえず洞窟に入ったはいいけどこれからどうするんね?」
卍「…固まって動いた方がいいだろうがあいつらは離れさせようとしてくるだろう。」
☀️「そうだな…」
卍「別れて行動するのもいいがそれで悲惨な目にあったから避けたい」
🇮🇹👑「……」
☀️「今度こそ…大丈夫だと信じよう」
🇮🇹👑「これイタ王の事言ってるんね?」
卍「そうだけど??」
🇮🇹👑「悲しいんね、もうあんな事はしないと約束するんね」
卍「…本当だろうな?」
🇮🇹👑「…うん…本当に」
☀️「この話は終わり。今は仲間より”敵”に目を向けよう」
🇮🇹👑「そ、そうなんね!もう心配過ぎなんね」
卍「誰のせいだか…」
🇬🇧「─じゃあこの作戦で皆さんいきますよ」
🇺🇸「おう」
さっきから…いや今日会ったときから少し焦ってるように見える…アメリカでも流石に落ち着かないか…
🇬🇧「それではフランスさん、行きましょう」
🇫🇷「言われなくとも」
裏切り者が。もう二度と関わらないでくれ
今は…話したくない
裏切らないでくれ…
もう裏切ったりしないよな?
約束だ
裏切って勝った戦勝国(笑)
🇮🇹👑「…少し外の空気吸ってくるんね」
☀️「あぁ…わかった」
(外に出る)🇮🇹👑「……」
🇮🇹👑「はぁ…ん?」
イギリスと…あれは…フランス?
戻って二人(国)に伝えなきゃ。伝え、なきゃ……
っ……
🇫🇷「!あれイタ王じゃないか?」
🇬🇧「そうですね。でも近くにあの方達もいるかもしれません。慎重にいきましょう」
足が動かない。いや…動きたくないのか……1人でもなんとかなるかもしれないは自分が信じられないんね。
じゃあなんで……
バッ
あぁ……さっきまであんな離れてたのにもうこんな近くまで来られちゃった…
もう…どうでもいいや…
殺シてくレ
目を瞑る。痛みを感じない。まだなのだろうか?それとももう死んだ?
ゆっくりと目を開く。
🇮🇹👑「え……」
そこには日帝が二国の攻撃を止めていた。
☀️「思ったより早いな」
☀️「イタ王。大丈夫か?」
🇮🇹👑「あぁ…大丈夫なんね…すまないんね」
☀️「別に…一緒にやるぞ」
🇫🇷「折角一人だと思ったのになー」
🇬🇧「だから警戒を怠るなと言ったでしょう」
🇫🇷「ていうブリカスも気付けてなかったけどね笑」
🇬🇧「…後で説教です」
🇫🇷「きゃー笑紳士のブリカスが怒ったー」
☀️「…」
バシン!!
☀️「ほう…よくあの体制から防衛出来たな」
🇬🇧「これでも300年(当社調べ)以上は生きてるんでね」
☀️「俺に比べたら赤ちゃんだな」
🇬🇧「そうですね…ただ…1人だと思わないでくださいね?」
🇮🇹👑「それはこっちのセリフなんね」
☀️「俺らも二人(国)だ」
🇫🇷「…これどうする?」
🇬🇧「……」
ここにあの方も来てしまえば3対2で不利になる。息子達はまだなのでしょうか?
☀️「そっちから仕掛けてこないなら俺達からいかせてもらう。」
互いの武器がぶつかり合い、金属製特有の音を周囲に鳴り響かせる。
🇬🇧「日帝さんを先にやりましょう」
🇫🇷「了解〜」
この感じ…俺から潰す気だな。まぁいいだろう。準備運動には丁度いい相手だ
🇫🇷「!?なっ」
🇬🇧「ドサッ危ないですよ!油断しないでください!」
🇫🇷「そうだね…そろそろ本気でやるとするよ」
日帝と戦うってよりかは日帝のサポートをするって感じだった。危なくなれば間に入り牽制。タイミングを合わせての攻撃。どちらも日帝が前線にいるって感覚。
自分の意思であまり攻撃をしない。いや…していないのだ。
何でって?二人(国)を傷付けないためさ。もう自分の意思で誰かを傷付けるのは嫌だ。なら…仲間の言う通りに動くのみだ。まるで操り人形みたいだって?自分からなりにいってるんだよ……
だってそれがきっと…一番いい選択だから。
☀️「ッ!」
まずい。バランスを崩した。攻撃を受け止めきれな──
ドサッッ
☀️「……?」
地面に倒れる。だけど攻撃はこない。どういうことだ?
☀️「なっパラオ!?」
🇮🇹👑「にってい……」
☀️「!やめ…ろ…」
(吹き飛ぶ)
☀️「っ!パラオ。頼むちょっとどけてくれないか!」
🇵🇼「……」
☀️「くそッ……」
🇺🇸「今度は俺達が相手だ」
☀️「っ……」
思っていた何倍も吹き飛んで。木にぶつかる事でようやく止まった。
身体が動かない。骨が折れたのだろうか?そんな軟じゃないはずだ。
🇫🇷「よっ」
🇮🇹👑「……」
🇬🇧「やっと捕まえました…」
🇫🇷「なぁブリカス。一旦待ってくれ」
🇬🇧「なんです?」
🇫🇷「(近付く)」
🇮🇹👑「…なん、だよ」
🇫🇷「今まで……寂しかったよな」
🇮🇹👑「!?」
🇫🇷「あの時…上からの命令で仕方なく枢軸の元を離れて苦しかったろ?」
🇮🇹👑「べ、つに…」
🇫🇷「オレには隠さなくていいよ」
🇫🇷「お前はもう……独りじゃない」
🇮🇹👑「ぇ……」
🇫🇷「もうそんなに苦しまなくていい」
🇮🇹👑「いや…でもイタ王は──」
🇫🇷「お前だって…あいつらだって望んでこっちに来た訳では無かったんだろう?」
🇮🇹👑「……」
🇫🇷「無言はYESとみなす」
🇮🇹👑「……本当は…また世界を侵略するのは嫌だったんね…ただ……来てしまったならこっちでもあいつらと笑いあって過ごしたかったんね…」
🇫🇷「そっか」
🇫🇷「あいつらの事好きすぎないか?笑」
🇮🇹👑「からかうな、なんね、」
🇫🇷「まぁ…久しぶりに姿を見れてよかったよ」
🇮🇹👑「そうか……あぁ……」
🇫🇷「え、消え始めてるぞ、」
🇮🇹👑「大丈夫なんね…イタ王は今…もう苦しくないなんね……多分元の国に戻ると思う……」
🇫🇷「……あっちでも元気でなピザ野郎」
🇮🇹👑「ピザじゃなくてピッツァ、なんね──」
🇫🇷「遺言それかよ」
……
🇬🇧「話は済みましたか?」
🇫🇷「あぁ…悪い」
🇬🇧「…ここには私しかいませんよ」
🇫🇷「っ……すま、ん」
🇬🇧「(私は優しいですから、貴方の涙も見過ごしてあげますよ)」