コメント
10件
最高!!!
楽しくなりそう!
このお話面白いですね!
ー第1話ー
本日のお客様 ⋯ 朝冬 奏 様
奏「……あれ?私さっきまで図書館に…」
奏「見たことない路地裏…」
奏「あっ…あんなところに喫茶店」
奏「お金あるし…行ってみようかな」
からんころん
???「いらっしゃいませ…宝石屋兼喫茶店、《黄昏レ》へようこそ。」
奏「《黄昏レ》…?宝石屋…?」
???「御注文は何になさいますか?メニュー表はこちらにございます。」
奏「えっと…クリームソーダで」
???「クリームソーダですね、少々お待ちください。」
奏「…わ、おいしそう…! 」
???「朝冬 奏様…でしたっけ」
奏「え?あ、そうですけど、…(名前なんて言ってないけど…)」
???「何か悩みがありますね 」
奏「…へ?私には悩み事なんて、」
???「へー…痛覚を感じない、と。 」
奏「え!?」
???「顔に書いてありますよ」
奏「え、そうでした…?」
???「そんなお客様には…グリーンオパールがお勧めです。宝石言葉は苦しみの克服、幸せを得る、です」
奏「へぇ…」
???「これを粉にして、水に混ぜて飲むといいでしょう…」
奏「わ…分かりました」
???「丁度飲み終わったようですね。」
奏「ここのクリームソーダ、とてもおいしかったです…!」
???「ふふ、良かったです。またの御来店をお待ちしております…」
ー後日談ー
奏「久しぶりにお裁縫でもしようかな…」
奏「(あれから1週間経ったけど…まだ痛みを感じてない……まあ、痛みを感じるようなことをしてないから…)」
奏「よーし、頑張るぞ」
奏「……いたっ!」
奏「って、え…?」
奏「今、私…”痛い”って…」