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#ysdjnt
笑う門には福来る
89
#そのじん
RSZzzzz
17
太智をベッドに沈めて、
優しく、丁寧にキスをしていく。
自分でも恋愛感情や、情欲意外の感情で
こんなことを、しかも十数年の同期である太智にしていることに 少し違和感はあるものの、 あまり 抵抗は無かった。
💙「ふふっ。俺、仁人の彼女ちゃうで」
💛「あたりまえだろ」
💙「優しすぎてさ、愛されてるんかと勘違いするわ」
💛「愛して…はいる、と思う。今回のこともあって…失いたくないと思ったし、大事な存在ではあるんだよ。」
💙「そ。俺も、愛してるで♡」
💛「黙れよ」
うるさいからちょっと乱暴に口を塞いでやった。
💙「んんっ…ん…ぁっ…はぁっはぁ っ…」
そこからは、全身に触れながら耳や首筋にキスを落としていく。
💙「んっ…ぁっ…ひっぃ…ぁぁ…」
メンバー間のじゃれ合いでもわかるが、元々敏感なんだろう。
さらに自分でたがを外したがっているからか、触れるたびに嬌声をあげる様子は
… 扇情的ではあった。
自分自身の熱も確かな昂りは感じている。だが、どこかこの状況に対して頭は冷めていた。
こんなことをして、意味はあるのか?
💙「…ぇ?…何?」
突然太智の戸惑った声が聞こえた。
自身の頬を触り、俺を見上げる。
💙「…なんで…仁人が泣いてんねん」
俺の涙が太智の頬を濡らしたらしい。
💛「…俺…なんでだろ…」
💙「いいとこやったのに…なんか
…もらい泣きしちゃうやん」
太智の表情が崩れ、涙が溢れ出した。
しばらくふたりで、静かにぐずぐずと
時々嗚咽を漏らしながら、
涙を流した。
💙「なんかさぁ……身体にさ…
ぽっかり穴が空いたみたいでさ…
こんなん耐えられへんって…
無理やって思って……」
💛「うん…」
💙「なんでさぁ……
こんなことになったんやろって…
なんかあの時もっと話できていればとか…俺、なんか力に…なられへんかったんかなとか……」
💛「…うん」
💙「なんで………なんでなんっ…」
💛「…うん」
💙「あいつっ……
あいつのこと…大事におもってるやつが…
いっぱいいんのにさぁっ……」
💛「…うん」
自責の言葉、 どうしようもない怒りの言葉を、ただ聞 き続けた。
💙「最後………
さみしくなかったかなぁ……
寒くなかったかなぁ……
楽に…楽になれたんかなぁ……
俺……俺…それ考えたら……」
💛「……自分意外の人間の感情なんて、
わかんないよ。
考えてもしかたない。
あいつは、自分で幕を下ろしたんだろ。
残された人間は、それぞれの中で都合の良いように解釈するしかないと思う。」
💙「……そうやなぁ。
そうやんなぁ………。」
徐々に言葉が少くなっていく。
泣き疲れて寝たらしい。
💛「子供かよ…」
そしてどうやら、俺もそのまま眠れたらしい。
翌朝、太智はいなかった。
スマホにメッセージが一言。
「久しぶりによく眠れたわ。ありがとー」
コメント
3件
泣けます😭
うわあ…第3話、もうね、涙腺崩壊しました。 仁人が泣いてるのに気づいて、太智ももらい泣きして、二人でぐずぐず泣くところが本当に切なくて。最後に「久しぶりによく眠れたわ」ってメッセージで締めくくるところ、少しだけ救われた気持ちになりました。重いテーマを静かに、でも確かに描くペケさんの文章、すごく響きます。大切に読ませてもらってます。ありがとうございます。