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前回の続き
 
 
 
 
 
 
 俺が見えてたらな…
姐(手紙を見る)
 
 姐さんへ
 これを読んでるなら俺はもう居ないのでしょう
ポートマフィアは死と隣り合わせですから、お世話になっていた
姐さんには手紙を残しておかなきゃと思いまして
15の時姐さんの部隊に入れてくれてありがとうございます
おかげで出世して今の地位があったと思います
生憎太宰の野郎に手紙を託しましたが、今までお世話になった人のそばを離れるのは心苦しいです。ポートマフィアは楽しかったです。
俺の誇りであり家族です。姐さん返しきれないほどの借りを貰ったけど
そばに置いてくれて、可愛がってくれてありがとうございました
中原より
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姐「うっ…」ポロボロ
 姐「中也よ…生き返ってきておくれ…」ポロボロ
 俺は見えないがそっと抱きしめた…
感じられないだろう肌の温もり
俺はそこにいるけど見えない辛さ
姐さんは本当にたくさんのご恩をくれた…
 
 太「帰りましょうか…」
 姐「あそこにこれを置いておいてくれ」
 太「あそこ…ね」
 
 バタン
 
 
 
 
 
 
 
 
 せ
 「おい今からどこに行くんだ?」
 車のエンジン音と共に中也の声が聞こえる
 
 
 太「これから行く場所は中也は行きたくないかもしれない…」
 太「先に帰っ待てて( ✋˘ ˘ )」
 中「俺も行くよ」
 太「わかった…」
 
 案内されたそこは俺の墓だった 」
中「こんな綺麗な時に埋めてくれてんだな…」
 
 あたりは花畑だ
 
 
 中「なぁ太宰綺麗だな」(*´꒳`*)
 
 
 あぁ
 
 *その花より君の方が美しいよ*
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 中「ポロッ」
 
 中「あ、れっ…?」
 中「なんで俺泣いて…」
 
 
 
 太「ギュ」
 太「私がいるから…」
 中「バカてめぇこんなところ見られたら…」
 太「ここは人通りが少ない安心して?」
 
 そう泣いた中也は辛そうな声だった
中也が泣くなんて滅多にないから
そこから私たちは墓を離れ
 
 家に帰り、ご飯風呂を入って…
 吸い込まれるようにベットで寝た
 太宰は中也を抱きしめて寝た
 
 もし何かあった時にすぐ気づけるように
 
 中也はこの一件であまり寝れなかった
 
 
 愛する人が無くなるのが少しずつ近づいてるから
 
 無くす思いと嫌な思いと大切さの気持ちが混ざりあって
意識がなくなって寝ていた
私は素直にこの死を待つしかないの…?
残り 3日