zm視点
結局なにに対してがんばればいいのか分からないまま夜が明けた
取り敢えず依頼者に任務完了を知らせなければ
念の為、ナイフと銃、数種類の解毒剤を持っていく
zm「よし、全部あるな」
依頼者の元に向かうとしよう
依頼者のいる建物に着けば門番らしき人に声をかけられた
「すみませんがここから先は関係者以外立ち入り禁止ですが、」
zm「俺はここの人から依頼を受けた者です」
「そうでしたか!何か証明出来るものありますか?」
俺は書類を見せようと相手に見られいよう鞄を開けた
zm「これでいいですか?」
「はい大丈夫です。止めてしまい申し訳ありません」
無事入ることができ、依頼者の待つ談話室を探す
zm「ここが会議室で、確か隣が談話室やったな」
記憶通りそこに談話室があったのでノックをして入った
依頼者「おぉ、ゾムーク殿何かありましたか?」
そう言いながらソファーに座るよう促される、それに従いソファーに座る
zm「依頼を完了いたしましたので報告と報酬をもらいに、」
依頼者「そうでしたか!準備はまだかかるので紅茶でも飲んでお待ちください」
そう言って依頼者は俺の前に紅茶を差し出した
zm「では頂きますね」
紅茶を飲みながら相手を伺うと少しニヤケていた
依頼者「では準備があるので失礼します」
そう言って依頼者が出ていったのを見計らって用意していた解毒剤を飲む
ここの戦力が少ない所を考えると、おそらく今回は遅効性の睡眠薬だろう
そうこうしているうちに依頼者が帰ってきた
依頼者「こちら報酬の10万です」
zm「ん、ありがとうございます」
依頼者「あの、良ければなんですが正式に雇われてくれませんか?」
zm「いや、すみませんが断らせて頂きます」
依頼者「そ、そうですか」
少し焦っているように見える
zm「では、これで」
そう言って足早に拠点へと帰る
何も無い寂しい家へ
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!