ーー場地「千冬はさ、」
カーテン越しで話しかける。
ーー千冬「はい?」
ーー場地「なんでカーテンいつも閉めてんだ?」
ずっと気になっていた、
どうしてカーテンをいつも閉めてるのか。
どうして顔を見られたくないのか。
どうして隠すのか。
あんなにも…美しいのに…。
隠す必要性がない、
何か事情があるのか。気になった。
ーー千冬「…。」
空気が一気に重くなった。
触れてはいけなかっただろうか。
それともいいにくいのか…。
ーー場地「嫌だったら言わなくても…」
ーー千冬「俺は、」
話し出してくれた。
ーー千冬「俺は…、奇病なんです、」
ーー場地「奇病??」
聞いたことがない。
珍しい病気なのだろうか。
ーー千冬「…場地さんなら…いいですよ、」
ーー場地「…??」
状況があまり掴めない。
俺は、頭が良くないことを自覚していた。
ちゃんと理解してる。
頭の回転が悪いのだ。
[シャっ]
千冬はカーテンを開け、服を脱いだ。
ーー場地「お、おいっ!!///」
千冬はその動きを止めなかった。
服を脱いだ千冬の体には…。
白い肌に色んなところにキラキラと光輝くものがポツポツとあった。
” 宝石だ… “
美しい宝石が千冬の身体中に生えていた。
ーー場地「!?」
ーー千冬「引きましたか、?(笑)」
千冬は笑っていた。
…ように見えた。
笑っているが、笑っていない。
矛盾しているな。わかってる。
顔は笑ってた。でも、、目が笑ってない。
目は濁ってた。
何か…裏があるように感じだ。
今の笑った時にわかった。
千冬は…何かを抱えている。
目の奥に隠されたものがある。
ーー千冬「引くに決まってますよねw
だって、気持ち悪いですもんw」
ーー場地「そんなことねぇよ。」
ーー千冬「え、?」
ーー場地「綺麗じゃねぇか。どこがキモイんだよ。」
千冬は、驚いた顔をして、俺を見つめていた。
その瞬間。千冬は目からすーっと涙が頬を通った。
ーー千冬「どうして、?涙」
何かあったんだ。過去に。きっと。
俺にはわかる。
昨日で会ったというだけでもわかる。
ーー場地「お前、なんかあったろ?」
ーー千冬「…何も無いですよ。
どうしたんですか?いきなり(笑)」
誤魔化そうとしてるのか、?
ーー場地「お前、過去になんかあったんだろ?」
千冬は…過去のことを教えてくれた…。
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