─ある日突然俺の人生は一変した─
第1章-始まり-
まだ寒さの残る春のことだ、俺はいつものように学校をサボって家でダラダラゲームをしていた
もちろん高3になってから1度も学校に行っていない
学校では自分の立ち位置が決まってるところだが……1週間ほど学校に行っていないのだ
「よし!もうちょっとで15キルだ!」
俺が今やってるのは最近流行りのバトロア系ゲームだ
ここ一週間ほどはこのゲームをしている
「おいくそ兄貴💢」
急にドアが開いて入ってきたのは弟の玲心だ
玲心は俺とは違いイケメンで学校でもモテモテらしい
ほんと俺に似なくて良かったな
「いつまでゲームしてんだよ,学校は?ここ一週間は休んでるよな?」
「何言ってんの?玲心,玲心はまだ中3だから分からないと思うけど。高校の勉強なんてやってもあんま意味ないんだよ?
それに単位さえ取れていれば大丈夫だから」
「チッんじゃわかったくそ兄貴が学校行かねぇんだったらここにあるゲーム捨ててやるからな?」
玲心のポケットには大きな袋…ってこいつほんとに捨てる気なのかよ?!
そう思っていたら……ブチッと音がして見ると……真っ暗な画面が映っていた……って何してんの?!
「ほい,これでゲームできねぇし学校行けるだろ?」
はぁ俺の15キルが……学校行くか……
1週間ぶりに制服に腕を通した。
いつも学校へ行く時に通る道には桜の木が植えてあるんだけど,桜はもう既に散っていた
すると……
「おーい!お前,連じゃないか!1週間ぶりだな」
と突然話しかけられた。こいつの名前は遥斗だ
俺の中学からの友達でよく一緒に遊んだりもした
「今年は連と違うクラスだったよ,残念だなぁ」
「そうなんだ,はるくんと違うのは寂しいな」
「あっそうだ連のクラスに学校1の陽キャであり問題児でもある
杉咲花蓮がいるぞ。良かったな☆」
学校に行っていない俺ですらその名前を知っているレベルで問題児だ,杉咲は……
「んじゃ俺こっちだから!なんかあったら相談しろよ?連」
俺は,はいよとだけ返してわかれた
俺は教室に入り座席表を確認,自分の席の方を見ると……陽キャの男子達が俺の椅子に座って喋っていた,ここはキッパリ
そこ俺の席なんだけどと言うべきだろう、しかし俺にはそんな勇気はない、話が終わるまでトイレに引きこもるか…とまで考えたほどだ、すると
「わりぃ〜ちょっと用事思い出したわ、隣のクラス行ってくる」と言って俺の席に座っていた人がどっかへ行ってくれた
俺は目立たないようにこっそり自分の席に座った……すると,
「みんなぁーー!おっはよーーー!」と可愛らしい声が聞こえてきたってこんなことする人漫画やアニメでしか見たことないぞ?
クラスの人みんなが杉咲に話しかけていく、それを一つ一つ丁寧に返す杉咲、あいつはどんだけコミュ力が高いんだ?
杉咲が座った席……そこが俺の席の隣だ……
この瞬間、俺の頭の中には「最悪」という2文字の言葉が浮かんだ
「おはよぉ!君登校するの初めてだよね?よろしくね!私は杉咲花蓮だよ!君の名前は?」
「あっ……えっとぉ十六夜連です……」
「十六夜くんね!おけおけ!」
と杉咲は初対面と人にもグイグイ来るタイプだ…正直言ってそろそろ帰りたい……
「あら,今日も調子に……じゃなくて人気者ね花蓮」
そこへ早瀬香穂が来た……早瀬は杉咲のいわゆるアンチみたいなものだ
「そう?ありがと!」
「はぁ花蓮って馬鹿なの?私は花蓮のこと煽ってるのよ?」
「わかってるよ?でもしょうもないやつの言うことは真に受けないようにしてるの!」
「ぐぬぬ…誰がしょうもないやつよ!」
「あのね香穂,香穂が私に突っかかってくるのは自由だけど,損するのは香穂だからね?」
「そういうとこが嫌いなのよ!」
「あっそ」
と杉咲が流していた,早瀬はなんで諦めないのだろうか……
ガラガラとドアが開いて若い男性の先生が入ってきた,おそらく担任だろう……
ホームルームが終わったあと杉咲が俺に趣味の話とかドラマの話などをしてきた……なんで俺なんかに話しかけるんだ?
そこからは杉咲とあまり話さず家へ帰った
その日は特に何事もなく終わった……
どうも!LIZです!!!!もうね(。´-д-)疲れた。。
ぱっと頭に浮かんだものを書いただけなのでそこまでいい出来ではないと思う……好評だったら続き書こうかな(好評じゃなかったらいいか(´ー`*)ウンウン)ついでにやり方がわかんないから
これ読んでみてなんか感想あったらコメント欄に書いといてね☆
それでは次回〜*˙︶˙*)ノ”マタネー
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