寄り道…。
「さむっ……」
「寄るとこって遠いいんですか…?」
家近いし帰りたい…
『ここ。』
【公園?】
【なんだ、遊びたかったの?笑】
『確認したいことがある』
【…確認?】
『こっち来て』
公園へ1歩足を踏み入れると
冷たい風が時が止まったかのように止んだ
「……」
まさか。
嫌な予感がする
『嫌な予感~?』
『別に質問するだけだから』
口角をゆっくり上げる
あの、心読んでくるヤツ…?
『そーだね』
『だから秘密は絶対につけないね~笑』
『さてさて。pnは~……』
クルッと振り返ってpnの方を向く
『…ん?』
【え、な、何?】
パッとrdさんの手に刀が現れ。
それを慣れた手つきで持ち。刀を構える
「え、え…?」
『…読めない。』
読めない…?
『人間じゃないの?』
【……人間?】
*どろどろ*とpnの全身が溶けてゆく
「ぇ、あ、…ぺ…pn…!?! 」
pnの溶けた肩を揺らす
「ぅ、…なにこれ……」
徐々に体の形が戻っていき
pnの顔を再び見ると
「……え、…」
自分の顔が目の前にあった
「な…ッ……」
rdさんが刀を構え
自分の前に庇うように立つ
【なにか当てられるかなぁ~?】
【rd君】
声もまんま自分だ。
pnは?
どこに行ったんだ…?
『……*空狐*…。』
自分が手を合わせ目を光らせる
【おお~!正解】
*ニコッ*と笑ったあと
瞬く間にpnの姿に戻っていた
【流石長く生きた鬼だね】
『なに…何が目的でアオイの近くに?』
【何って…。なんだろうね】
*クスッ*と笑う
『……』
「ちょ、え…なに……なにこれ?」
「…あ、あー!分かった」
「ドッキリでしょ」
「もー、茶番は終わり、!」
【茶番?】
タタッ
pnが近くに寄ってきて
手に何か
ふわふわしたものが巻き付く
「ぇ……なに?」近い…
手を見ると
pnに
真っ白でふわふわな尻尾が生えている
それも1本ではなく何本か
「あ、…え、動いてる…本物…?」
茶番じゃ、ない?
「どう、どういう…どういうコト…?」
え?、えっと、え?
妖怪なの?
10000歳なの?
おっさん?
『ぶッ…w』
『ぐッ…くwぁはッ、はは…ッww』
『ぉ、おっさwって笑』
あ、ちょ、言わないでよ!?
一応妖怪らしいけど…
友達なんだから
『ん”っ、笑…ハイハイ…笑』
お腹を押えて顔を隠し笑いをこらえている
おっさんでそんな笑うか?
妖怪で引きこもりすぎて笑いのツボ
浅くなったんかな?
*スっ*とrdさんの顔が真顔に戻った
引きこもりはいかんかったか…。
「そ、それより…」
「早く帰ろう、もう11時ですけど…」
『ん?あー、じゃぁ』
『聞きたいことだけ聞いて帰るね』
「あ、はい。」
ザッザッとrdさんがゆっくり近ずき
『今幸せ?』
「う、うん。?」
なんだそれだけ?
手に絡んでいたpnの尻尾の力が強まる
「ぅぉ、…なに?」
『そっか、…そっかぁ~……はは笑 』
『〜〜〜っ、…あー』
【…やっぱそうじゃん……。】
何が…??
『言わないで。いつか自分で言うから』
『てかpnだってそうでしょ』
【いやまぁそうだけど…】
【…どーせ最後はそうなるんだし】
【そうなったら俺が…!】
rdさん。この話自分
何も分からないんですけど。
心の中で語りかける
『ごめんごめん笑』
『帰ろっか。』
【2人は同じ所に帰るだろうけど】
【俺はこっちなんで】
【またね】
「え、ちょ…バレ……」
『バラしてもイイヨ~』
「バラ…っ、いや無理!こっちが嫌です!!」
『傷つくなぁ~、』
『そんなに俺と一緒の所で暮らしてるって 』
『知られたくないわけ?』
「マジで嫌」
『どストレートにどうも…』はは…笑
皆様のおかげかどうかは分かりませんが
なんとえぐいほどに伸びました。
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コメント
18件
あの、あおいって誰でしょうか?カッコを見ながら見てるんですけど』これがrdで】pnで?」これが分からなくて
今回もめちゃくちゃ良かったよ!!!! あ、お決まりのも緩くなるよ(?) まぁ!!!公園で話し合いなんて… こんな寒い季節には最悪だね!!! 誰かの家とかで出来なかったの? フィールド以前に…ね!うん!(?) えぇ?!!pnちゃん狐なんだ!!! 耳と尻尾が生えてて可愛い〜(?) ふーん…私には分かる…!!! この会話は恋バナだ!!!(?) 次回も楽しみに待ってるね!!!!
こんな伸び方したことなーーーい