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もう何もかも分からなくなっていく 、、

先程何も知らない彼に俺は怒鳴ってしまったのか、?

「すみません  、怒鳴って … 、」

「いや、怒鳴ってたと言うより 、小さくボソボソ喋ってたってだけだったが … 、」

それなら良かったほっとした。

現実とあちらの世界の区別がつかない 、

いや、もはやどっちが現実なのかも分からない 。

もしかしたら現実が あっち だったり __ ?


「 千冬 、?  」

ふたりが心配そうにこちらを見つめている 。

振り返れば 、

「 千冬 、? 」

ふたりがじっとこちらを見つめている 。


どっちが現実 ?どっちがあっち ?

どっち?どこ?どこ?どこ?また正面を見ると微笑んでる2人がいる 。

横を見ると泣いている彼らが見える 。

振り返ればじっっと見つめる彼らが見える 。




どっち?どこ?どこ?どこ?





いつも優しく手を引いてくれるのは一虎くん 。

いつも優しく支えてくれるのは武道 。

いつも泣いているのは一虎くん 。

いつも悲しむのは武道 。

いつも怒っているのは一虎くん 。

いつも妬みを話すのは武道 。

いつも楽を奪うのは一虎くん 。

いつも幸せを教えてくれないのは武道 。

いつもいつもいつもいつもいつもいつもいつも 、










俺から奪うのは    、   みんな 。



俺を苦しませるのも 、俺を殺そうとするのも 、





全部全部お前らだ 。俺のせい  、?





俺のせい  。   俺のせい ____ ?
























゛    誰のせい  ___ ??  ゛
















「  … もしかしたら 、現実は 、あっちなのかも 。

もしかしたら 、現実は目の前か 、

もしかしたら 、現実はいつもそばにいるのか 。

………もしかしたら 、現実ではなく 、



思い込みだったのなら  、








俺現実(理想)の方にずっと居たい 、






現実から一生逃げてたい  。











これが弱虫なんだな   、   武道の方が 、


強かった  、







逃げることが 、弱いこと  、そう思ってた、


でも 、うん 、弱いんだ 。俺は 。



もうそれでもいい 、」





「  変わっちまったな 、千冬 、

前までそんなことも 、こんな感じでもなかったのに 。


自分の全てを変えちゃったんだね 、

向き合お、?」

「 … うん、タケミッチの言う通りだよ 、

でも人は変わるもの 、俺はもう 、




全てを諦めたんだ  。ほっといて 、  」


「  本当にそう思う ? 」

「 なんでそんなに俺に漬け込んでくるの 、笑 」

「  相棒だろ 。お前から言い出したくせに 。」

「 …うん 、相棒 相棒だもんな  ¿¿  」

「 ほっといて欲しくないんだろ ? 」

「 かもしれない 、でも 、自分でもわかんね 、

昔の俺に戻りたかった  。


こんなこと知らない俺に 。

こんなことを知ることもない俺に 。」










救われたい  そう思いたくなかった 。












死にたいと心から願ったあの春も 、

少しだけなら と心が揺らいだ夏も

同じことの繰り返しだと悟った秋も

信じることが怖くなった冬も _____ 、











消えてしまいたい 冬  も  。















生きていたんだな 。みんな、春夏秋冬 。

生きていたんだな 。今日まで 。







謝るばかりの腐った人間 、



悪くなくても 、良くても 。







記憶喪失になって 、全ての記憶を破滅できたなら 、

記憶をリセットしたい 。全部消してしまいたい 。

それが 、みんなに記憶から俺を消して欲しい 。




 

  



そんな夢が叶うなら 、どんだけ嬉しいんだろ。














全部理想で世界を作れたら  、











いいのにな  。

























嘘ばっかり _______  。

『 お薬飲んで寝よう 。 』

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コメント

3

ユーザー

千冬……辛かったよね…逃げてもいいんだよ、?

ユーザー

季節ごとに色んな気持ちがある…千冬消えないで😭😭

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