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実話です。
私が高校の時に父方のばあちゃんが亡くなった。
もちろん私含め家族全員辛かったしめちゃくちゃ泣いた。でも少なくとも孫までの人達は忙しくて親とじいちゃんは通夜、告別式の準備で感傷に浸る時間も無し
私ら孫も親の手伝いやら親戚のキッズのお世話などなど。特に通夜の日は朝一で忙しくて帰宅した時はもうクッタクタ。次の日また朝一の告別式もあるからって即布団に入って寝た。就寝途中急に金縛りみたいになって気がついたら横になってたはずなのに座ってた。いつもだと金縛りになると微妙に間取り変だったりそもそも幼少期に住んでた家だったりだからその日もまた夢の延長の金縛りやろなって思ってた。でも座ってる状態で周りも見えてる感じだったから怖いけど周りを見たら一緒に寝てるお母さんもちゃんと居た。なんなら着てる服も間取りもベッドの位置も全く寝た時と同じ。
それでふと足元(クローゼットがある)方を見たら真っ白な光に包まれたばあちゃんが居た。嫌な感覚は全くなくてむしろ何故か涙が出るくらい温かい雰囲気だった。
凄いのが遺影のばあちゃんは若い頃の写真を使ってたのに足元に立ってるばあちゃんは亡くなった時と同じ年齢(というか棺桶に入ってる綺麗に死化粧?した)ばあちゃんだった。もうそこで一切怖くなくて話したいことが沢山出てきた。でも声はあんまりでなくて絞り出たのが「手を触りたい」だった。手を触るってのはばあちゃんが入院してた時に私が「今日は帰るから元気になるように」っていつも手を握って帰ってたから。
「手を触りたい」って私が言うとばあちゃんは「それはまだ出来ない」って言われてそれ以降会話は覚えてないというか多分会話出来なかったそしてなにか凄い急いでるような素振りをしてスーって光が無くなってばあちゃんも居なくなってた。普通それが夢だと目が覚めると横になってるのがオチ。でも違ったちゃんとその場に座ってた。
次の日はまだ親に話すとお父さんはあまり信じて無くてお母さんは信じてた。伯母家族には話さないようにって思ってたけどお父さんが「話したら」って言うから話した。伯母さんだけは少し泣きながら信じてくれた。
以上私が体験した話。オチとか文才無くてすまん。