レンガの建物が並ぶ少し洋風な国、wrwr国。
その軍基地へと向かう道に、1人の青年がいた。
目を輝かせ、身なりを整える。
大股で広い大通りを歩き出すと、口角が自然とあがった。
「今日から俺も軍の一員や!」
「役に立てるように頑張るぞ!」
そう、張り切っていた。
しかし、軍というのは命をかけて国に、そして総統に忠誠を誓うもの。
生半可な覚悟では生きられない。
とてつもなく過酷な環境だということを、この男はまだ知らない。
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「なんで…俺ばっかりッ…」
「俺だって頑張ってるのにッ!」
“役立たずがよォ”
“あいつは有能やのに、なんでお前は…”
“なんも期待してへんから、死んでもええんやで”
「もう嫌だッッ…」
“おまえ、ええやつやな!”
コメント
1件
投稿お疲れ様です! 初コメとフォロー失礼してます! その人の頑張ってるは、他の人から見たら頑張ってないと同じなんですかね… あいつは有能なのに…その人は無能って言うてるようなもんですね、、 最後の言葉、、めっちゃかっこいいですね!! その人に希望を与えてるような、なんかそんな感じの言葉に聞こえます!! ちなみ に 前の垢の投稿も見させて頂いて何回かコメントしていたはずの者です!