テラーノベル
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蓮 side
韓国入りしてからずっとイライラしているご様子の阿部ちゃんは面白い。冷静でいなければと思っているのだろう。心を落ち着かせようと時折深呼吸をしてはブツブツなにかを唱えている。
お酒での失敗談でもあるのだろうか?翔太がマッコリを煽った途端にもの凄い勢いで自分のグラスを飲み干すと翔太のマッコリを奪い取った。
面白すぎる。別に翔太のお酒奪うだけで飲む必要はなさそうだが、ご丁寧に全部飲み干した。
阿部ちゃんも大してお酒に強くないはずだけど。
それにしても、、、
蓮 🖤『遅くないか・・・あの二人』
亮平💚『おい後輩あんた見てきな』
俺に対して口が悪いと思っていたが、お酒を飲むと更に悪くなるらしい。翔太と違う面白さがあり、もっと飲ませたくなる。
トイレを見に行くが誰も居ない・・・やられた
奥手なラウールに完全に油断した。こんな大それた事をするとは予想できていなかった。
部屋に戻るとあべちゃんは酔っ払いの最終形態と化していて手の付けられない状態だった。
勝手に人のお酒にまで手を付けて飲んでいる。翔太よりも阿部ちゃんの方を禁酒にした方がいい。これでは彼女を救い出せそうにない、ただの役立たずだ。それに平和ボケしているのか危機感が全くない。
亮平💚『見て見て安心して二人観光中だって〜あの2人可愛いよねぇ〜』
阿部ちゃんのスマホ画面を覗き込むと
ラウ📩『阿部ちゃん、翔太くんと韓国の街を楽しんでくるから、めめと二人きりを楽しんで!健闘を祈る』
阿部ちゃんの役立たずぶりには感心する。翔太の事以外何も見えていないご様子だ。すっかりラウールの策略にハマっている。
蓮 🖤『阿部ちゃん、翔太がラウールに食べられても知らないよ?それでもいいなら俺は手を貸さないけど』
一旦この辺で恩でも売っておくか。保険は幾つあっても多過ぎることはない。しかし阿部ちゃんは状況がまるで分かっていない様子だ。辛うじて〝翔太〟というキーワードにだけは反応して〝俺のかわい子ちゃんどこ?〟なんて言っている。
だんだん腹が立ってきた。
後輩ですけど、全ての会計を済ませて役立たずの阿部をタクシーに押し込むと、ようやく君の出番だアプリくん。スマホアプリを起動し翔太の居所を探した。
蓮 🖤『ヨギロ カジュセヨ(ここに向かってください)』
まぁ翔太のスマホにGPSアプリを入れるなんて朝飯前だ。人命救助第一だ!初心なラウールから超絶可愛いド天然翔太くんを助け出さないと。
若いから何するか分からない。あの柔らかい翔太に触れでもしたら…
亮平💚『韓国のみなさ〜んこんばんわぁキャァーやめて蓮変態触らないで!』
蓮 🖤『いい加減にして、こら手を出さないで窓閉めなさい💢危ないでしょ』
コイツ何なんだよ。こんなに酔っ払うなんて聞いてないぞ。
亮平💚『んっふ…眠くなってきた///お膝借りますよ〜』
俺の膝の上に顔を乗せて足を縮めて蹲ると静かに寝息を立てて眠った。静かになって良かったものの何だよこの状況。よく見るとまつ毛長くて可愛い…頭を振りかぶって邪念を払う。阿部ちゃんって攻めなんだよな…?なんか受けっぽいけどな両刀か?まさかね。
翔太の居所を差す場所に着くと…なるほど若者が夢描くシチュエーションじゃないか!カップルが観覧車のてっぺんでキスする確率は50%を超えるデータがある。羨まし過ぎるじゃないかラウール!
役立たずの阿部をタクシーに置き去りにすると、観覧車乗り場でご到着を待つ。次々にカップルが赤ら顔で降りてくる。メンカラの青色のゴンドラに乗った翔太がベンチに座るラウールの上に抱き抱えられ濃厚なキスをしているのが見える。
翔太も満更じゃなさそうに腕を背中に回している。アプローチ成功か? どういう状況?
ゴンドラが開くと泥酔状態の翔太は…(なるほど酔っていたのか)頰を赤く染めて露わになった柔らかい白いスベスベのお腹が…触られたな💢
蓮 🖤『よぉ、お楽しみ中申し訳ないね…早く降りろよ』
3Pも楽しそうだけど今はラウールと話す方が先だろう。酔っ払い2人は仲良く帰ってもらうことにしよう。意に反して甘々な韓国旅行を最終日にプレゼントすることになり俺としては面白くないが仕方ない。
蓮 🖤『じゃあラウール飲み直しますか?』
翔太 side
翔太💙『亮平!亮平お願い、起きてよ!』
緊急事態発生だ。慣れない海外旅行。初めての韓国!俺は今亮平を起こそうと必死だ。
長い睫毛をピクリと動かした亮平はうるさいと悪態をつきながらも薄目を開けると、次の瞬間にはパチリと可愛らしく目を大きく見開いて、俺の頬に触れると〝そこに居たの?可愛い子ちゃん随分探したんだよ〟と言って後頭部に伸びた腕が亮平との距離を縮めると唇が重なった。亮平の薄くて柔らかい唇と重なると腰がフワフワと疼いた。前方から重低音の咳払いが聞こえハッとすると慌てて〝sorry〟と応える。・・・韓国語でごめんなさいって何て言うんだ?亮平は唇を尖らせ〝可愛いこちゃんおいでぇ〜〟なんて言ってる。 最後のダメ押しで腕を掴んで揺さぶると低い濁声で〝痛いからやめて・・・〟と頭を抱えいる。
翔太💙『しっかりしてよ亮平!お金払って!お財布持ってないの』
車内で酔いが覚めた俺は、タクシーのおじさんの罵声で目覚めた。その声でも起きない亮平は俺よりも酔っ払っているのだろう。理解不能な韓国語と、携帯以外の所持品を持っていない俺はお金を払えず降車できずにいた。ようやく起きた亮平は状況を瞬時に把握するとスマートにお金を払い二人でタクシーを降り、ものすごい勢いで走り去るタクシーを見送った。
翔太💙『怖かった…』
亮平💚『よしよぉ〜しもう大丈夫だよ///翔太1日ぶりだね』
泥酔状態だった亮平の姿は何処にも無く、何事も無かったように取り繕う亮平はさすが優等生だ。腕を広げる前に亮平の胸に突進し抱きつくと〝おや?まさかと思いますがお酒飲みました?〟と亮平は静かに怒っている。
〝仕方なかったんだよだって…〟と段々ごにょごにょと声は尻窄みになり最終的に〝ごめんなさい〟と謝るとダメ押しで亮平のシャツを握りしめた。
亮平💚『取り敢えず部屋に入れてもらえるかな?』
怒ってるのかな…ホテルのエレベーターの中、無言のまま俺と少し距離をとって斜め後ろに立っている。部屋に着いて扉を開けて〝どうぞ〟と言うと亮平は風を切ってズカズカと部屋に入ると荷物を適当に置いてベットに座って両手を広げた。
亮平💚『おいで///待たせてごめんね』
その場に立ち尽くしたまま、足が前に進まなかった。〝怒ってないの?〟優しい笑顔で待つ亮平はクスッと笑うと〝 何しに来たと思ってんの?早く飛び込んできてよ腕がダルい〟と言って俺に向けて腕を伸ばした。足を一歩一歩前に進めるたびに涙が流れた。亮平の足の間に収まると〝辛かったね…遅くなってごめんね〟と言って手を握った。昨夜亮平に電話した時の事を思い出して心が苦しい…
翔太💙『来てくれてありがとう大好き』
ベットに座る亮平の膝の上に向かい合って座ると〝おもーい〟っ言ってるけどしっかりギュッと離れないように抱きしめると頭を撫で俺はそれに応えるように顔を近づけて擦り寄ると〝やっぱ猫じゃん////ゴロゴロ聞こえる〟顔を離して向き合うと〝イヤなの?〟と頰を膨らませると〝大好きに決まってる〟と言っておでこを付け合わせた。
翔太💙『本当に怒ってない?』
亮平💚『以心伝心…おでこから感じる?』
重なった部位が熱くなる。亮平は両手で俺の顔を包むと 〝少し怒ってる…そして凄く悲しい〟離れようとすると引き戻される。強い力でおでこをくっ付けたまま〝ごめん言い方が悪かった…悲しいのは翔太を蓮から守れなかったから〟目を閉じて亮平の心を感じる。ここまで来る道すがらどんな思いだったろうか。蓮から聞いたのだろうか昨晩の事を。何があったかを聞いてこないのはきっと最悪の事を想像できているんだ…
翔太💙『俺は亮平に優しくされる資格がない…ごめんなさい。俺蓮に…』
亮平💚『いいから…言わなくて。何があったって俺たち二人には関係ない事だよ愛してる?』
翔太💙『うん亮平しか愛してないよ////心も身体も亮平のモノ…』
亮平は俺から離れるとしっかりと俺の目を見て〝ダメ〟どうして否定されたか分からずに首を傾げると〝可愛いのはずるい…〟そう言って唇を重ねた。
亮平💚『自分を大事にして?心も身体も自分のモノだよ自分を大事にすればもっと人に優しくなれる。俺にもね…1番俺に優しくして』
〝うん〟もう一度唇を重ねると次第に深くなるキスに心臓がドキドキとうるさい。開けられた唇の隙間から温かい亮平の舌が侵入すると歯列をなぞり、俺の腕を撫でながらシャツに手を掛けた。咄嗟に亮平の腕を掴んで〝ダメ〟と言うと悲しい顔をした亮平は〝知ってるから…見せて〟と言って俺は涙が溢れて前が見えない。
翔太💙『どうして…知ってるの?』
亮平💚『ごめん…蓮から写真が…イヤならもうこれ以上はしない』
〝ずるいよ…触って欲しいの知ってるくせに〟亮平はクスッと笑うと〝続けても?〟と言ってシャツを握った〝嫌いにならない?〟一気にシャツを剥いだ亮平は、俺をベットに横にすると首筋に噛み付いた。
亮平💚『俺今どこに居ると思ってんの?ここまで追っかけて来たんだけど?昨夜の事なんて忘れちゃうくらい抱き潰してあげる』
言葉とは裏腹に亮平は優しく俺の体を起こしてベットに座らせると後ろから抱き竦めてズボンを下着ごと脱がせると胸の突起を弄りながら首に舌を這わした。同時に後ろから伸びて来たもう片方の腕が俺のモノに触れると徐々に勃ち上がるソコは硬さを帯びていく。亮平の胸に体重を預けると、前から伸びてきた腕で動けない身体はされるがままに弄られる。
先端ばかりを手で扱かれビクビクと腰が振れる度に停止する亮平の指の動きに身体は翻弄され続けた。出したくてもなかなかイク事も出来ずに寸止めされる。
翔太💙『ンンンンッ////はぁっイカせて…亮平』
亮平💚『見て可愛いねビクビク動いてる////もっと鳴いて…気持ちイイねぇ翔太』
掌で先端ををスリスリと擦れば透明な液体で湿り気を帯びたソコはイヤらしく艶やかに照って、人差し指でツンと弾いただけで白濁を放ちそうな程パンパンに膨らんでいる。屹立を包み込んで一気に下まで扱くと達しそうになり〝ンアッイク…ンッヤァッ亮平…意地悪しないで〟再び指の動きを停止させると〝あん可愛い〟と言って唇を貪っている。自分で触ろうにも肩から伸びた亮平の腕が邪魔してどうする事も出来ない。絶頂を迎える度に繰り返される焦らし行為に身体は熱くなり下半身が疼いて亮平を求めた。
翔太💙『ンアッはぁっ気持ちイイ亮平早く抱いて…』
イカせてくれないくせに〝まだイッてないじゃない?〟なんて言って楽しそうな亮平を他所に俺は快感で頭がどうにかなりそうだ〝お願いイカせて〟漸く俺の要望を聞き入れる気になった亮平は俺を後ろに押し倒すと勢いよく屹立を 口に含んだ。
翔太💙『馬鹿っ!ヤアッあぁんンンンンッ出ちゃうったらやめて!』
亮平💚『どっちだよ?』
少し白濁が出かけたところで屹立をギュッと締め付けると肩からゾクゾクと快感が押し寄せてきて〝ンアッ!〟と変な声を発すると〝オッケーって事?〟なんて戯けて見せると再び口淫する亮平はわざとゆっくりと先端ばかりを吸い上げた。足を折り曲げると快感に太腿が揺れ腰がビクン跳ねると、先端から流れてる先走りをねっとりと舐めとると〝お願いもう…ムリ気持ち良すぎ…〟頭を撫でて労うと亮平は根元まで含むと指と顔を上下に動かして白濁を口内で受け止めるとゴクリと喉を鳴らして飲み込んだ。
亮平💚『翔太の愛液頂いちゃった////痛っ!』
取り敢えず一発殴っといた〝悪ふざけが過ぎるぞ〟全く反省のしていない亮平は〝でも気持ちかったでしょ?〟と満足した様子だった。
亮平💚『さぁ次はどうして欲しい?疲れたしもう寝ようか?』
今日は目一杯意地悪する気でいるらしい。ムカつくから盛大に誘ってやった。
四つん這いになり潤んだ瞳で亮平を見つめると
翔太💙『亮平お願い…挿れて亮平の頂戴』
亮平は真剣な顔で近づくと、自身のシャツを脱いでベルトに手をかけズボンを脱いだ。よしよしいい子ちゃんだそのまま俺を抱きやがれ。
翔太💙『ンンンンッちょっと馬鹿なんで…』
亮平💚『解さないと…まずは一本挿入りましたよ。リラックス翔太…夜は長いゾ』
ネチネチ作戦は続いていたようだ。ご丁寧に自ら差し出した後孔に亮平の長い指が侵入して弄っている。伸びて来た長い腕は胸の突起を摘んでいる。
翔太💙『ンッん///あっ、あん、あんリョウ…』
亮平💚『まだ一本だよ?もうイッちゃいそう?ふふっ可愛い////腰が揺れてるよっ』
翔太💙『ンッいちいちうるさい////もうイヤ…あんリョウ気持ちイイ…』
亮平💚『あっ申し遅れました…もう目一杯指挿入っちゃった』
恥ずかしくらいに勝手に腰が揺れて膝がガクガクと震える。指を咥えた後孔からはクチャクチャと音が鳴り響き羞恥で身体は熱くなる一方だった。
亮平💚『もう俺が我慢できないや…お顔見せてね///可愛こちゃん』
後孔に亮平の熱茎を受け挿れると、胸を抱き抱えて顔を覗き込んだ亮平と瞳がぶつかり舌を伸ばすとねっとり絡ませて掬い上げるように舌同士を交わすと、亮平は下から突き上げるように腰を振った。
仕返しとばかりに結合部を出入りする亮平の熱茎を掴むと可愛いらしく鳴いた。
亮平💚『ンッ///バカァ…やんっ、イッちゃうからやめて』
翔太💙『はあっ、イイよっ何回でもイこう亮平愛してるよ』
ごめんねじゃなくてありがとうを伝えよう。
悔し涙じゃなくて嬉しい涙を流そう。
たくさんの愛してるを言いたくて互いの白濁が出尽くすまで朝まで何度も抱き合った。
亮平💚『モッ タゲッソッ〜』
翔太💙『フフッ何?どう言う意味』
亮平💚『もう〜無理にだー』
〝ヤダァ〜もっかいだけねっイイでしょ?〟
ベットの上で2人の足が絡まると亮平は恥ずかしそうに〝ノウェイロッケクィヨウォ?ニガノムチョア〟と甘い声で囁いた〝あっ昨日言ってたやつだ!なんて言ってるの〟 と亮平の足をコツンと蹴ると
亮平💚『どうしてそんなに可愛いの?めっちゃ好きやねん』
と言って足を擦り擦りした。〝ふふっ何で関西弁なんだよ…亮平の方がうんと可愛い〟
亮平💚『もう終わんないじゃん////』
〝翔太、水魚の交わりって知ってる?〟首を傾げて知らないと言うと亮平はおでこにキスをすると腕を伸ばしてギュッときつく抱きしめた。〝水がないと魚が生きていけないように切っても切れない関係の事を言うんだよ〟亮平は素敵な言葉をたくさん知ってる。この気持ちだけは誰にも邪魔されない…そんな亮平からのメッセージのように俺には聞こえた。
翔太💙『ニコイチだからね亮平。悲しみ、苦しみは半分こ。愛してるは2倍にマシマシでしょ?』
亮平💚『うん//そうだね。いつか二人だけでまた来ようね』
翔太💙 『何処へでも着いて行くよ亮平となら深い深海だってへっちゃらだよ』
〝可愛いの禁止だぞ〟そう言って俺の鼻頭をキュッと摘んだ亮平は超絶可愛い・・・
コメント
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最後つまむのがきとうなのが笑うけど😂あべなべ可愛い💚💙 亮平くん、🖤に両刀だってバレたら操が危ないですねぇ🫣いやぁ、楽しみだわぁ🤤🤤🤤🤤🤤
不二家のメイキングもZIP!も本当に可愛かった💚💙
めめが阿部ちゃんをそういう目で見そうな節操のなさが好き🖤💚