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こじいわ
なべふか
めめらう
あべだて
それぞれのCPの
攻めが「」で受けが『』です
時系列的にはあの変な会の後っすね、アフターストーリー的な
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岩本side
「ほんまにええんやな?」
『ん、いいって』
あの酔っぱらって寝ちゃった日から数えて2回目のお誘いをした、今日は二人ともシラフ。あの日と同じようで違う今日は、程よい緊張感が漂っている
『…あのさ、康二童貞?笑』
「ちゃうわ!笑」
『にしては緊張しすぎじゃない?』
「だって、ほんまに好きなんやもん、傷つけとうないやん…」
俺の手を柔く握って少し照れたように目を伏せる彼が愛おしくて仕方がなくて。ぎゅ、と抱き寄せておでこにキスをした
『大丈夫、俺頑丈だから』
「そういう問題でもないんよ笑」
軽く笑いあって、お互いしか映っていない瞳を見つめあって、その視線に導かれるようにまた口づけて。不意に真剣な眼差しを向けられたかと思うと、彼が口を開いた
「今夜は、俺以外見んといて」
『…じゃあ、お前以外見えないようにして?』
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深澤side
「…とかね、もーみんな何かしらで失敗してんの笑」
『俺らだけじゃなかったんだ笑笑』
一緒に夕飯を食べながら今日はなんであんな変なメンツで呼ばれてたのか、って話を聞いているとなんかみんな初めて失敗してて笑った。失敗するにも色々あるんだな
『今日、』
「あのさ、」
『あっ、ごめ』
「いやこちらこそ、」
『何?』
「あ、いや今日久々にどうかなって」
『…俺もそれ言おうとしてた』
長いこと一緒に居ると考えてることも一緒になってくるみたいで。1週間くらいお互いに忙しくて出来てなかったから即決だった
『ね翔太、ちゅー』
「ん、」
素っ気ない返事とは対照的に甘い口付けが降ってくる。それが嬉しくて微笑むと思わず声が漏れてしまった
『…ふふ、』
「何笑ってんだよ笑」
『いやなんか、幸せだなって笑』
「そんなん俺もだわ」
照れ隠しのようにぎゅうっと思いっきり抱き締められて少し苦しかったけど、普段人にスキンシップを取らない彼からのこれは愛情以外の何物でもないってわかっていたから抱き締め返した
『今日はゴム間違えんなよ?笑』
「もう間違えるわけねえだろ笑」
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ラウールside
『おっかえり~!』
「ただいま、」
『ん、どうだった?楽しかっ…んむ、ぇ、めめ…?』
帰ってくるなりなんなり腰に腕を回されてキスされた。なになにどうしたんだろ、こんなこと付き合って初めてなんだけど
『え、ほんとにどしたの、?』
「なんかうちの彼女やっぱ可愛いなって、笑」
『何急に笑』
「あのメンバーと話してたらそれぞれの彼女の話が出て…」
聞いていくうちにわかったけど初めての失敗談を笑いながら吐露しあったらしい。格闘の末に負けたこと言われたの?恥ずいんですけど笑
『ほんと運なかったよね~』
「今日スるかもじゃんけんで決めよっか」
『え?いやシな…』
「さーいしょはぐー、」
じゃんけんぽん、で出したら俺はグー、めめはパー。また負けた
「今夜、俺のために空けといてね」
『…仕方ないなぁ、』
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宮舘side
『えっと…阿部、?』
「ん、何?」
『何?はこっちの台詞なんだけど、笑』
帰ってきてからの彼といったらゲロ甘で、ずーっとくっついてきてる。いつもお互いにくっつかないタイプだからそれなりの距離があるのに今日はずっと0距離、甘えたい日なのかな。洗い物を拭いている今も、後ろからハグしてきている
『ちょっと待って、あと2皿で終わるから』
「やだ待てない」
今日の康二からのお呼びだしで何かあったんだろうか。そんなことを考えながら残りの皿を拭き終わって片付けると今度は正面から抱き締められた
『ん”……、?あ、わかった』
「ん?」
『えっち、したいんでしょ』
何となく直感でそう呟いてみると状況に似合わずふわりと爽やかな笑みを浮かべた
「…せーかい笑」
やっぱりね、こんなベタベタしてくるなんておかしいもん。なんか理由があると思った
「で、乗ってくれる?」
『んー…準備してくるから、待ってて』
ぎゅ、と手を握って答えた
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