すたーと
蘭side
竜『まじでめんどいんだけど。なんで兄貴なのにそんな情けないの?』
春『お前は弱いんだな。ただうまく行かない恋をしただけで。こんな面倒くさいことになるなんて』
鶴『面倒見るのも正直面倒なんだ』
九『もうやめちゃえば?梵天』
マ『梵天より人生やめたらどうだ?』
蘭『はひゅッ…かひゅッ…』(やだやだ…こんなの…)
ガバッ🛌
蘭『はぁ…はぁ…はぁ…夢…か』
蘭『でも…やっぱ…そうだよな…。みんな俺のこと嫌いだって思ってるに決まってる…』
蘭『ここにいたら迷惑だ…ここから出よう…』
ガチャ🚪
蘭『あ、薬』
俺は薬、携帯、梵天結成時の写真などを持って部屋を飛び出した。
竜胆side
タッタッタッタ!!!
竜『ん?兄貴‥?』
兄貴が前から走ってくるのが見えた。
竜『兄貴!どうしたの?』
タッタッタッタ!
俺が呼んでも兄貴は止まらない。
なにか嫌な予感がする。
竜『兄貴ってば!!』
タッタッタッタ
俺は兄貴を追いかけた。
ガシッ
竜『やっと…追いついた』
蘭『離せよッ』
竜『兄貴どうしたの?どこ行くの?』
蘭『は?お前らは俺のこと嫌ってるんだろ?もう放っといてよ』
竜『何言ってるの…?兄貴…?』
蘭『お前らがそういったんじゃん!!!』
蘭『面倒だって…人生やめろって…弱いって…!!!』
竜『そんなの誰も言ってないよ…??』
蘭『言った!!!』
竜『兄貴…』
ギュ
蘭『なんで…なんでッ…そうやっていつも…優しくするの…?』
蘭『俺…頼ってばっかで…』ポロ
蘭『情けねぇ…』ポタポタ
竜『兄貴…頼っていいんだよ。俺が兄貴を支える』
蘭『竜胆は…俺なんかに構わないでいいの…!』ダッ!
竜『あ!兄貴!!待って!!』
兄貴…目合わせてくれなかった…。兄貴を助けることは‥
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