テラーノベル
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「太宰さん!」
私は補修室のドアを思い切り開けた
が、どこにもいない
一体どこに…
「司書さんどぎゃんしたと?」
「直くん…」
補修室には直くんと付き添いで多喜二さんがいた
「さっきはごめんね巻き込んじゃって」
「気にせんでよかよ」
「…実は実験が失敗してもう一つの世界の文豪が一部この図書館に飛ばされたみたいなの」
「もう一つの世界?」
「”文豪ストレイドッグス”っていう世界なんだけど…」
「どこ行ったんだ太宰さん…」
「確かあの人達はバーに行ったよ」
「は!?」
「歓迎会だとか言って」
「何やってんだ…」
こうしちゃおれない
「ありがと2人とも!」
私は補修室を飛び出した
「太宰クンめっちゃ大人になったなぁ…」
「背も伸びたんじゃねぇか?」
「2人は私の親戚か何かかい?」
バーには無頼派内3人と別世界の太宰治がいた
「お前今何歳?」
「22歳だよ」
「22-18…………4か」
「もうあれから4年経つんやなぁ」
「本から飛び出てきたときは心臓止まりかけたもんな」
「俺が2人とか目の癒やしでしょ」
「えぇ…」
「何その反応!」
太宰の発言に引く2人と拗ねて頬を膨らます太宰
そんな3人を見ていると4年前までのことを思い出す
4年前、何かしらのトラブルでこの世界に3人で来たときのことを
「ふふ、相変わらず君達は仲良しだね」
「2人も元気そうでなりよりだよ」
「仲良し…ってお前のとこもそうだろ」
「今はもう違うよ」
「え?」
バー内の空気が凍り付いた
「それって…」
「片方は死んでもう片方とは距離ができちゃったんだ」
やっぱりこの世界が羨ましい
だって”転生”できるから
それが簡単なことじゃないことも代償が伴うこともわかってる
だけどもしやり直せたらって考えてしまう
「どうした?もう一人の俺」
「…もう少しだけここにいてもいいかな」
「どういうわけかここにいると落ち着くんだ」
「もちろんやで」
「とことん付き合ってやるからな」
「ま、俺も辛そうな奴をほっとくなんてできないしな」
「…ありがとう」
「とりあえずどの世界でも太宰治はイケメンだよねって話からしようか」
「それは遠慮しとくよ」
「いた!」
「勝手にあちこち行って…」
ドアが勢いよく開いたと思ったら…なんだ、司書さんか
「そんなに慌てて、どないしたん?」
「こういう潜書時のトラブルが初めてじゃないから原因究明のために研究することになったんだ」
「てことでここに来るまでのこと聞いてもいい?」
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コメント
3件
どの世界でも太宰治はイケメン、それは違う、文ストはイケメンだが文アルは可愛いからだー!