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純白の森かぁ…どんなのなんだろう…
足を踏み入れると…
「うわっ?!?!」
足からどんどん白くなっていってる?!振り払おうとしても振り払えない、もうそろそろ顔までくる…どうなってるの?!
顔まできた…だけど特に何もない、なんだか寿命が三年くらい縮んだ気がする…
辺りを見渡してみるととっても綺麗だ…黒の木に白い葉が付いている、なんとなく光っている…?
…みているだけで浄化されそうな綺麗な森だ…
そう言えばもう夜だったなぁ…宿屋…あるかな?
目を細めて遠くを見るとそれらしき影があった、だけど…あれはどうみても……
小走りで行ってみる、歩くたびに足元から白い花びらが出ているようでとても綺麗だ………やはり石化していた、どうなっているのだろう…ドアは開けることができる…?
カウンターを見ると石化した人と手紙があった、手紙だけ石化していない…?勝手に読んでみた
「全ての宿屋が石化している」
それだけしか書かれていなかった…これは誰が書いたのだろう…?
というか字がとても綺麗に書かれている、羨ましいなぁ…私全然字上手くないから…って言ってもあんまり字を書く機会はないけど…
これは…泊まっていいのかな……?
一応2階に上がってみた、鍵がかかっているから入れない、でももう廊下でも寝れそう…
風邪をひくかもしれないが私はあまり風邪を引いたことがない、なので心配は多分ない。
寝転んでみると寒いこと以外は意外と眠れそうだ、しっかり掃除されているし…もう寝れそ……zzZ
いつか聞いた歌声が聞こえてくる、あの頃に聞いたことがあるような、とても聞いたことがある歌声、聞いていると眠くなってくる、子守唄は次第に聞こえなくなってくる、遠ざかって行く、なんだか涙が出てきた、悲しくなる、私はもう世界に帰れないのだって考えたくないのだから。
六話終了
(太字のところ厨二病になってしまいましたね、後短くてごめんなさい