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【第一競技が終わって第二競技に入る3番視点】
上位42名!!!残念ながら落ちちゃった人も安心なさい!まだ見せ場はは用意されているわ!!そして次からいよいよ本選よ!ここからは取材陣も白熱してくるよ!キバリなさい!!!さーて第二種目よ!!私はもう知ってるけど~…何かしら!!? 言ってるそばから……コレよ!!!!」
モニターに騎馬戦の文字が映る。
「参加者は2~4人のチームを自由に組んで、騎馬を作ってもらうわ!基本は普通の騎馬戦と同じルールだけど1つ違うのが…先程の結果にしたがい、各自にPが振り当てられること!」
「入試みてえなP稼ぎ方式か。わかりやすいぜ」
「つまり組み合わせによって騎馬のPが違ってくると」
「ぉお〜!」
「あんたら私が喋ってんのにすぐ言うね!!!ええそうよ!!そして与えられるPは下から5ずつ!42位が5P、41位が10P…といった具合よ」
「そして…1位に与えられるPは1000万!!!!」
「(聞き間違え?)」
(そうだったらよかったね)
「上位の奴ほど狙われちゃう下剋上のサバイバルよ!」
蹴落としてやる、奪ってやると対抗心剥き出しの視線が突き刺さる。
「上を行く者には更なる受難を。雄英に在籍する以上、何度でも聞かされるよ。これぞPuls Utra!」
「おい、カラス野郎」
(3番、呼ばれてるよ💦)
「俺か?」
「俺と組め」
「了解」
チームは
切島鋭児郎、個性硬化。頑丈で爆破でも耐えられる個性。精神力も強いから爆破を怖がらない。
瀬呂範太、個性テープ。移動や相手に巻き付けて動きを封じたり、トラップ制作などにも利用できる。凡庸性が高い。
爆豪勝己、個性爆破。強個性でなにより戦闘センスがある。それに爆破で空も飛べる。
「それじゃあ、いよいよ始めるわよ!!」
『さぁ、起きろイレイザー! 15分のチーム決め兼作戦タイムを経て、フィールドに12組の騎馬が並び立った!!』
『………なかなか、面白ぇ組が揃ったな』
『さァ上げてけ鬨の声!!血で血を洗う雄英の合戦が今!!狼煙を上げる!!!!』
「自分の役割忘れんじゃねぇぞ」
「大丈夫だ!しっかり叩き込まれたからな」
「文字通り叩かれてたねー」
「分かってる」
『よぉーし、組み終わったな!!?準備はいいかなんて聞かねえぞ!!さぁいくぜ!!残虐バトルロイヤルカウントダウン!!3!!!』
真っ先に狙われるのはこのチーム。
『2!!』
『1…!』
「おめーらを決勝に連れてってやる。騎馬崩すんじゃねぇぞ」
「おうよ!」
「了解」
「勝てよ爆豪!」
「 START! 」
合図を皮切り騎馬が一斉に動き出した。
スタート開始時にBOOOM!爆破で上空に飛ぶ爆豪の姿。初手から派手にかます爆豪に注目がいく。
『おおおお!!?いきなり騎馬から離れたぞ!!?いいのかアレ!!?』
「テクニカルなのでオッケー!!地面に足ついていたらダメだったけど!」
BOOM!BOOM!BOOM!
『最初に動いたのは爆豪!個性で飛行して他チームに向けて爆破連発!!』
『行為に騎馬を崩したらアウトだが、爆豪は目眩しと牽制目的でしているな』
爆破に怯んでいるチームが続出する中、爆破に恐れず立ち向かってくるチームと個性を使って攻撃してくるチームが現れる。爆豪勝己持ち前の身体能力で空中で避け、爆破で防御していると体が引っ張られる。じじじじ、とテープ音に巻かれ瀬呂範太に受け止められてる。
「へいキャッチ!」
「おせぇ!しょうゆ顔!!」
「タイミングバッチリだろ!」
「ハチマキは取れてる」
「ばっちりだよ!」
俺が取ったハチマキを爆豪勝己が首に巻く。
『おっとどいいうことだ!!爆豪チームにハチマキが渡っているぞ!!』
『爆豪が派手に立ち回っているおかげで騎馬が他チームからハチマキを取ったな。騎馬はPがない分、崩されてなければハチマキを取れる。爆豪のチームは4人とも凡庸性が高くてバランスがいい。いいチームだ』
『説明センキュー!!』
「俺達に任せて好きなだけ暴れてこい!!」
「おめーに言われなくてもやるわ!!」
BOOM!とまた空中へ飛び出した。右、左、真下。近づいてきた奴を片っ端から爆破させる。視界の端で騎馬が順調に怯んだ他チームからハチマキを奪取していた。P維持?そんやひよったことはしない奴だ。他の奴らから奪って更にP稼ぐのが完璧な1位と思ってる奴なのだから。空中に爆豪勝己以外の奴が来た。見ると緑谷出久の姿。
BOOOM!
「俺と同じ土俵に立つんじゃねぇ!堕ちろクソナード!!」
緑谷出久は同じチームにギリギリの所で回収された。残り時間は半分を切った。 前面に闘争心燃やしてる轟焦凍と後方に近づいてくる障子目蔵。そして周りに集まってきた人間達。
「クソ髪、全身硬化」
「切島!」
「しょうゆ顔、11時方向にテープ。その後2時にいろ」
「瀬呂なっと!!」
「カラス合わせろ」
「了解!」
「飯田、全身」
「ああ!」
「八百万、ガードと伝導を準備」
「ええ!」
「上鳴は…」
「いいよわかってる!!しっかり防げよ…」
「無差別放電130万V!!」
「死ねぇ!!」
BZZZZZ!
BOOOM!
上鳴の無差別放電が先輩の浮遊で持ち上げて回避した自分のチームを除き、他チームへと放電する。宙にいた爆豪勝己は轟焦凍に目掛けて爆破した。
「残り3分弱、後は引かねぇ」
「ッチ!」
ガラガラと氷の壁が落ちる。防がれたことに舌打ちしてる。氷の礫が襲ってくるのを翻して回避し、待機していた騎馬に乱暴に降り立つ。
「周りを把握してテープで回避!周りは俺がやる!!」
「取った!」
「クッソが…!」
『残り10秒!圧倒的強者の爆豪から、初めてハチマキを奪ったのは緑谷出久だ!!』
爆豪勝己がハチマキ奪られた…
『 TIME UP!! 』
『第二種目騎馬戦終了!!早速上位4チーム見てみよか!!』
1位爆豪チーム
2位轟チーム
3位心操チーム
4位緑谷チーム
「やった1位だ!」
「よかった」
「やったな爆豪!!」
「チッ…」
『以上4組が最終種目へ…進出だああ!!それじゃあ一時間ほど昼休憩挟んでから午後の部だぜ!じゃあな!!!オイ、イレイザーヘッド飯行こうぜ…!』
『寝る』
『ヒュー』