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まあまあで行こう

31 - 第31話

♥

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2025年02月10日

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(どうしようかな~)良仔は就職を探していたが迷っていた。何処に応募するかでは無く、自身は就業中「あなたっていい加減」と余りに何処でも言われた。何がいい加減か解らない為、いい加減な仕事につこうとした。しかし、今の皿洗いと、クラブ勤務が当にそうでは無いだろうか?「皿洗いを極める」なんて聴いた事が無い。大抵は、学生アルバイトかダブルワークで入っている。クラブは報酬につられて行ったが、週2回と決められている。この働き方が性に合ってるから、2つとも辞めようとは思わないのである。しかしクラブはホステスでも無いし、単なるコンパニオン程度だ。良仔の前職は中企業の経理だった。月末月初は忙しいが「間に合わせる」という達成感だけはあった。それなのに、何故いい加減なのか?(あたしが頑張ろうが、のんびりやろうが、数字自体は変わら無い。)とずっと思ってきた。いい加減なのは出張に行くと、全て経理に請求書、領収書を出すオトコ共だった。いい加減と言われたのは彼女が直ぐに、課長に回さ無いからかもしれなかった。しかし彼女なりに、追求されないように上手く取り計らってやったつもりである。(あたしが辞めて次の経理の女が上手くやれるか見ものだ。せいぜい頑張ればいいんだ)と良仔は退職し、その後どうなったか解らない。

良仔はダメ元で、クラブエンパイアの経理をやらせて貰えないか、ママに聞いてみようと思った。考えて見れば良仔の唯一のスキルだった。

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