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かっけぇぇぇぇ!!!!!!!!←男ではありません アニメ見ないから分からないけど、かっけぇぇぇぇ!!!!!続き待ってます!!
7年前___
ゴウジ『ただいま~』
仕事を終えたゴウジは、廊下の襖を開ける
そこには、不貞腐れた顔のテツが畳に座り込んでいた
ゴウジ『どうした?テツ』
テツ『また学校でチビってバカにされた…』
ゴウジ『んな事気にすんな!』
ゴウジ『ほら!』
ゴウジはテツにロボットを渡す
テツ『わぁ~!【ジャンボマキシマムロボ グレード】だぁ!』
テツも目を輝かせてそのロボを受け取った
ゴウジ『スーパーロボットを操縦するのに、体の大きい小さいなんて関係ない』
テツ『え?』
首をかしげてゴウジを見上げる
ゴウジ『大事なのは……勇気だ!』
ゴウジは拳を作り、自分の胸をトンッと叩いた
テツ『でも、勇気があってもスーパーロボット乗りになれる訳じゃないし…』
ゴウジ『そんな事ないぞ?』
テツ『え?』
ゴウジ『ここだけの話、父ちゃんはスーパーロボットを操縦しているんだ!』
自慢げな顔でそういうゴウジに、テツは身を乗り出す
テツ『ホント!?』
ゴウジ『ああ。だからテツ、勇気のある男になれ!
そうすれば、何時かスーパーロボットを操縦出来るようになる!』
テツはゴウジの言葉に目を輝かせて聞き入った
テツ『俺の父ちゃんは、スーパーロボット乗りなんだぜ!』
テツはグレードを持ち上げ、見つめながら両隣にいる友達に自慢する
『マジかよ!スーパーロボットなんて本当にあんのかよ?』
テツ『勿論!』
『……!…あれって、テツの父ちゃんじゃねえ?』
その声に、テツと友達は顔を上げる
そこには、ショベルカーを操縦しているゴウジの姿があった
『おいおい。あれの何処がスーパーロボットなんだよ?』
テツの友達はお腹を抱えて笑った
友達に笑われた事以前に、父親に嘘をつかれたのが悔しくて……
ゴウジ『ただいま~……って…』
ゴウジが襖を開けると、畳にグレードが無造作に転がっていた
テツ『……父ちゃんのウソツキ…!』
ゴウジ『え?テツ…?』
テツ『父ちゃんのウソツキ!!』
テツは目尻を光らせてゴウジに怒鳴り、その横をすり抜けて走り去った
時は現在___
テツ「……………」
テツはギュ…と拳を握る
テツ「俺は、絶対スーパーロボットを操縦してやるんだ…!」
そう言ったのとほぼ同時に、壁に掛けてあった時計の針がカチッと動いた
AM 5:00
遂に、ガッコウガーYが出動する時間となった!
キンヤ「Y学園の隠し機能・秘密兵器・奥の手………超校合体 ガッコウガーY!
校歌斉唱!!」
学園長はぴかーん!と頭を光らせて指揮棒を振り始めた
伴奏とともに、Yの校舎からゴオォォォッ!!と煙が吹き出してくる
ヌキオ「うおぉぉぉ!!」
ネナ「えぇぇぇぇ!?!」
ヌキオははしゃいでカメラを片手に持ち、ネナは目を丸くして事の成り行きを見守る
Yの校舎の下から炎が噴き出し、ゆっくりと上に上昇していく
歌に合わせて宙に浮上した校舎が1つ1つに分離し、噴水、校門共々取り込んでしまう
ガシャガシャと1つ1つの欠片が合体して、段々と体らしきものが出来上がっていく
最後に、Yのマークが付いた塔(学園長室)が頭となり、ロボットの首に合体!
パカリと開いて顔が出現し、赤かったYマークがピカーン!と黄金色に変わった
トランスフォーム完了!!
『超校合体 ガッコウガーY』の誕生だ!
ガッコウガーYは段々と噴射の勢いよ弱め、ズゥン…と地面に着地する
ネナ/ヌキオ「「でかぁッ!!」」
2人は口を揃えて驚愕した
そして操縦室
後ろは フブキ(桃)|マタロウ(緑)|コマ(青)|メラ(オレンジ)
前は ジンペイ(赤)|アゲハ(白)
となってそれぞれの席に座った
ジンペイ「超校合体 ガッコウガーY…」
アゲハ/ジンペイ「「発進!!」」
2人がそう言ったのと同時に、ガッコウガーYはゆっくりと前進していく