拝啓過去の私へ、唯一無二になりなさい

面接官)それでは、まずはお名前と年齢、身長と出身を教えてください

🌹)はい！柴野🌹、21歳です。身長は166cm、岡山出身です！！

面接官)となると、現在は学生ですか？

🌹)あ…いえ。家庭に私が進学できるような金銭的な余裕がなく、現在は都内の飲食店でアルバイトをしています。

面接官)なるほど。では、自身の性格を一言で表すと？

🌹)はい。一言で表すと好奇心旺盛…ですかね。元々外で走るのが好きで、そこにアニメ付きが加わって、影響されて活発に活動することも多々あります。

面接官)アニメがお好きなんですね。とても素敵な趣味です。では、何か披露できる特技は？

🌹)はい。私はアクロバットとダンスが得意なので、アクロバットの動きを取り入れたダンスを披露することができます。

面接官)なるほど。それでは、お願いします。

🌹)はい！

そう返事をし、持ってきたCDを機会に入れ、音を流す

面接官)…

踊っている最中の面接官の視線で私は全て悟った。

ああ、

またか。

🌹)以上が、私の特技となります。

面接官)…はい。我が社はその場で即、合否を発表させていただきます。

🌹)…はい。

面接官)柴野さん。

面接官)あなたは不合格です。

🌹)…

面接官)自覚がなさそうなので、理由を話させていただきます。

🌹)え…理由？

落とされることには慣れてる。でも、理由を話されるなんて初めて。

少し、怖い