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暁の面接が終わり、経過観察が終わるまでの間に兄弟達の面接も終わったと言う事で


暁:「あのメガネ不良・・・:( ꐦ´꒳`;):」

瑠征:「黒兄さんなら何時もの事じゃないですか」

光来:「あの子の遅刻なんてとっくのとうに諦めが付いてるわ」


そう、経過観察中会えなかった事も有り採用報告も兼ねて集合しようと持ちかけたのが連合の医務室から出て良しと言われた二日前、結果は全員採用だったものの、集合時刻をとうに過ぎているのに来ないのが黒月なのだ、


縁:「さっきから電話も掛けているというのに・・・」

翠恋:「私も遅れたでしょ~」

賀樂:「翠恋は用事で遅れたろ、ただ彼奴の場合は寝坊か・・・」

暁:「喧嘩、血が着くから辞めてって言ってるんだけどなあ」


その時、感知出来なかったが近づいて来る気配が一つ


篶音:「何だメガネ坊主だけ居ねえじゃん」

縁:「篶音か、僕の頭に乗ってくるのは辞めてくれと言ってるだろう? 」


気配の正体は篶音だった、篶音は暁達と対面してから仲良くする気は一切無し愛想笑いも必要無くて兄弟達にとっては嬉しい事だ

そして篶音は<カルマ>討伐任務の伝令係なので何度も顔を合わせる事になる


光来:「任務の受注かしら?」

篶音:「察しが良くて助かる、ほらよ任務条だ」

暁:「しかも私達宛か・・・あの不良メガネ捕まえてくるから少し待ってて」


そう言って黒月に電話をかける


黒月:「電話)はい、黒月

暁:「電話)あっ黒月くぅーん?今日、集合って言ったよねえ?」

黒月:「電話)そ、そうだったな」

暁:「電話)なら早く来なさい、この癖毛不良メガネが、どうせ喧嘩でしょ?」

黒月:「電話)いや、その・・・」

暁:「電話)アップルパイ、ワンホールで食べられなくて良いんだね?」

黒月:「電話)・・・今すぐ」

暁:「電話)宜しい」


これで良し、と電話を切る、大体はアップルパイで釣れる事を知ってるので殆どあの手口でどうにかなるのが楽だと考えている


篶音:「怖w」

賀樂:「彼奴マジでアップルパイで釣れんのか」

翠恋:「パスタで釣られる兄さんが言えることじゃないわ~」


何故この兄弟は食べ物に釣られるのか・・・食いしん坊なのだろうか


縁:(圧のかけ方上手くなってるな・・・)

光来:「ま、家じゃ日常茶飯事よ」


一応任務前なのだが、雰囲気が穏やかにも程があるぞと思いつつもまあ良いかと考えを放棄し帰ろうとし縁の頭から離れる


篶音:「さっさと任務終わらせて来いよー」

バサバサッ

光来:「あの子も忙しないのねぇ」

黒月:「あの鳥なに」

縁:「伝令係の篶音だよ」

暁:「黒月くぅーん、やーっと来たね?遅い」


はいすみませんでしたと謝罪する黒月に任務で活躍できたら許す、と伝えると「アップルパイ絶対作れよ!」と言い張り切っていた


暁:「調子良いんだから・・・」

瑠征:「それが黒兄さんクオリティでしょ」











ー次回  初任務ー

ーTo Be Continuedー


同じ刻を家族と共にある為に

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