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霜月リラ@瑠璃ノ月第4夜
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引退時。くわしくは作品へ
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ふきのとう
二
すぐ そばの 竹やぶが、それを 聞いて、
「かわいそうに。がんばれ、がんばれ。」
と、葉っぱを さやさや 鳴らして 応援しました。
でも、竹やぶも まだ 雪を かぶっていて、寒くて 震えていました。
竹やぶは、空に向かって 叫びました。
「おーい、春風さん。早く きておくれ。ふきのとうが 困っているよ。」
二段落 終わり
コメント
1件
ああ、この「ふきのとう」、すごく好きです。たった二段落なのに、竹やぶが自分も寒くて震えているのにふきのとうを心配して春風を呼ぶところが、じんわり来ましたね。「かわいそうに。がんばれ、がんばれ。」って葉っぱを揺らしながら応援する姿、目に浮かびます。寒さの中でも誰かを気にかける優しさが、短い文章にぎゅっと詰まっていて、読んだあとほっと温かい気持ちになりました。続きが気になります。