〜佐久間side〜
🩷『…はぁ。まじで腹立つ😤😤😤』
スタッフ『佐久間さん?どうされました?』
🩷『あ!いえ、なんでもありません!ごめんなさい!』
思わず大きな声を上げてしまってスタッフさんを驚かせてしまった。
俺は今日は個人でやらせていただいているレギュラーラジオの収録をている。自分が好きな声優さんとお話出来るしめっちゃ楽しい収録なんだけどふとした時にやっぱり思い出してしまうのこの間の戦いの事。怪物に進化した事は想定外だったけど化け物相手に負傷してしまったことは不甲斐ない…。ふっかに余計な力を使わせてしまった。ふっかは気にするなって言ってくれてるけど…。
🩷『今度は油断しねーぞ…。』
俺は身体の一部を粒子化させてその粒子を見つめる。
『おお!自分の身体を小さく分断できるのか!すごいな!』
🩷『…は?誰?』
誰も居ないはずの部屋にいきなり声が聞こえてきて視線を向けてみるといつの間にか真っ黒い服を着た怪しい男の姿があった。
🩷『…いつの間に…。』
『さすが能力者だな!キミからはすごい力を感じるぞ!』
🩷『…だからなんなんだよ!』
『キミには俺と一緒に来てもらうぞ!SnowManの佐久間大介!』
🩷『…なんで…俺の名前を…!』
いきなり目の前に現れた怪しい男は俺の名前もSnowManの事も全部知っているみたいだった…。
🩷『来いと言われて素直に行くと思うなよ!』
『うん!それは分かっている!』
見るからに怪しい雰囲気を醸し出していその男…。闇の者だと言うことは俺でも分かる。しかもいつも戦っている化け物たちとは全然レベルが違う闇の気配…。
『俺が闇の者だと見抜くとは流石だな!』
🩷『…やっぱりか。』
ファイアー『俺はファイアー。闇の幹部だ!よろしくな!』
🩷『…よろしくとか言うなよ!』
闇のくせしてやたらと明るいファイアーって奴。…めっちゃ狂わされるな。
けど目の前に現れたファイアーは闇の幹部…。なんで今ここにいるのか分からないけど俺1人じゃ勝てるか…?
…いや、彼奴は俺を連れていこうとしている。みんなのところじゃなくて俺のところに来たのは良かった。みんなを巻き込まないためにも俺が倒すんだ…!
🩷『簡単には負けねーぞ!喰らいやがれ!』
俺は様子見も兼ねてその場からピンクと白の粒子をファイアーに向かって放った。
ファイアー『うん!素晴らしい攻撃だ!』
🩷『…なっ!?』
避ける事もなく真正面から俺の攻撃を受けたのにファイアーにはダメージがなかった。
ファイアー『今度は俺の番だ!』
🩷『…っ!』
ファイアーは右手から黒い物体を俺に向かって打ってきた。俺は粒子化して避けた…けど…避けきれなかったのか身体に物凄い熱が伝わった…。
…めっちゃ熱くて思わず蹲った。彼奴が操る黒い物体の正体は炎か。涼太の綺麗な赤い炎じゃなくて真っ黒い不気味な炎…。だけど尋常じゃない熱…。
ファイアー『では行けるか?』
🩷『まだだ!』
俺に近ずいて来たファイアーに向かってもう1度粒子を放った。
ファイアー『…………………………!』
🩷『…っ!くそ!』
けど俺の粒子を簡単に黒い炎で焼き尽くしたファイアー…。
ファイアー『大丈夫だ!苦しみは直ぐに消える!』
🩷『ゔわああああああああ…!』
ファイアーに首を掴まれたまま黒い炎に呑まれた俺はそのまま地面に倒れた。
(💜:佐久間?何があった?佐久間?)
(🧡:さっくん?大丈夫!?)
🩷『…………っ。』
俺の異変を感じて2人でラジオを撮りに来たふっかと康二が俺にテレパシーを送ってくれた。
ファイアー『ではゆくぞ!』
(🩷:…2人ともごめん…!)
(💜🧡:佐久間(くん!)!)
テレパシー越しにふっかと康二の声を聞きながら俺は意識を失った。
コメント
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フォロー失礼します! これの、阿部ちゃんバージョンってできますか? いつも楽しく見てます