クロ月(黒尾鉄朗×月島蛍)
地雷の方注意です
主に対する悪口などはいいですが視聴者が不快になる言動、カプに対する批判は受け付けてません。
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黒尾side
「僕は、大嫌いです。」
「そっ、か、、そうだよな笑やっぱ無理、だよな。」
それで俺の人生で初めての告白は失敗に終わった。
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最初は、ただの好奇心。ただ面白そうな奴だなとそうただ思っただけだった。でも、気づいたら好きだった。なんとなく、あいつを気にして、ちょっとした行動でも舞い上がって。 あいつもそうだったら、なんて期待を膨らませてみたり、ただ純粋に、性別なんて壁は欠片も無く幸せだった時間。でもそんな時間はたった一言で打ち砕かれて崩れていった。
なぁ、俺はお前を好きじゃダメなのかな。
いつも、心の底にあった不安感に押し潰されて、部屋の天井をずっと見ていることしか出来なかった。
でも今回は違った。告白して、帰ってきて、無言のまま自分の部屋に向かって、ベッドに倒れ込んで、眉間辺りがじわじわと熱くなってシーツが濡れた。一日中それが繰り返されていつもの不安感は込み上げてこなかった。
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月島side
「僕は、大嫌いです。」
そう言って突き放した。知ってます。僕のこの一言でどれだけあなたを傷つけてることぐらい。知ってるんです、わかってるんです。だってあんなにあなたを見てたから。でもこれじゃ、こんな僕じゃダメなんです。あなたの隣にいることすらできない。
「俺、これだけ伝えに来ただけだから、、じゃあな、、、」
そう言ってあなたは振り返ることをしなかった。あぁ、よかった、、。こんなみっともない顔見せたくない。僕はあなたが大好きです
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あの告白から1ヶ月。毎日のように鳴っていた携帯もそれに気持ちが舞い上がる僕も日常から消え失せた。ピコン と携帯からの通知がきて、思いあげていたあなたじゃないのを確認して泣きそうになるのももう慣れた。 あの人は恋人とかできているんだろうな。 僕のことなんて忘れてデートとかして笑いあってるんだろうか。
「ふっ、、う、ぁ、、、、」
振ったのは僕。あなたを愛してるのも僕。だからあなたのことを思い出すとまた胸が苦しくなって涙が溢れて止まらない。振らなきゃ良かった。好きにならなきゃ良かった。あなたと、出会わなきゃ良かった。
コメント
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続き気になる!!!!!ていうかめっちゃ尊い好き死にそう( ´ཫ` )