夜遅く
タタタッ
闇バイト幹部「ダメだったか、、、さすがに奴隷に強盗させんのはダメだったか 」
グサッ!
闇バイト幹部「グハッ!」バタン!
?「こいつは死んでいい人間だ。クソ野郎が」
朝
テレビで
『昨夜未明、道の真ん中で男性が殺害されていました。背後から刺されているあとがあり、警察は他殺と決め、捜索しています。』
?「はぁ〜。警察はこいつの身分をわかってんのか?」
俺はあんどうカラス、みんなからはカラスって呼ばれてる。漢字でかくと、『安藤烏』って書く。ここは皆が能力を持って生まれる場所、貮奔《にほん》。ここで、能力を持っていないものは奴隷として扱われ、昨夜の人のように、闇バイトの駒として扱われたりする。俺は表では高校生を演じ、裏では、能力を悪用する悪人などを殺している。世間体では、これは犯罪に当たるらしい。ただ、悪人《死んでもいいやつ》を殺しているだけなのにな?
カラス「準備するか」
登校中
亜希「よっ!カラス!」
こいつは波野出亜希、橙色の髪で、目は橙色。俺の男友達。ゲームについてはものすごく知識があり、初見でプレイするゲームでも、簡単にクリアできる人。ちなみに俺の裏は知らない。
カラス「おう。昨日はすまんな。一緒にゲーム出来んくて」
亜希「大丈夫だよ。だって予定あったんでしょ?」
カラス「せやな。」
亜希「大変だね。毎日予定あって。」
カラス「そうなんだよな。」
亜希「やべっ!もう少しでホームルームやん!急ぐぞ!」
カラス「マジかよ!急げ!」
亜希&カラス「セーフ!」
先生「アウトね!減点!」
亜希&カラス「そんな〜 」
授業中
亜希「ここ分かる?」
カラス「そこはこれを使えば分かるで」
亜希「あざっす! 」
レイン「あんたら静かにしときな。この先生めんどいから。怒らすと」
カラス&亜希「はーい」
こいつは五月雨レイン。貮奔人と米国のハーフ。ちなみに女。白髪で、目は青色。みんなからはレインとかで呼ばれてる。こいつも裏は知らない。
授業が終了し、帰宅中
亜希「このあと暇?」
カラス「まぁ〜暇やな」
亜希「なんかレインが勉強会するらしいから行かね?」
カラス「誰来んの?」
亜希「俺と、レインの女友達とか?あとは行ければお前呼んどけってレインが言ってた。」
カラス「しゃーない。行くか」
亜希「了解!」
移動中
レイン「いらっしゃい。私の家へ」
亜希「お邪魔します。」
カラス「広くね?」
レイン「そういえば、カラスは初よね?私の家系は富豪なの。だから広いわよ」
カラス「なんかずるい」
レイン「まぁまぁ。早くしないと締め出すわよ。」
カラス「わかったから。そんな急かすな。お邪魔します。」
勉強会にて
亜希「頭が痛くなる、、、」
カラス「亜希が死にかけてるけど、、、」
レイン「しょうがないわね。、、、(耳元で何かを話す。)」
亜希「は?(動揺して、ペンを落とす)」
レイン「ふふ。冗談よ」
亜希「心臓に悪い冗談はやめてくれよレイン。」
レイン「じゃあ早く勉強しなさい。」
亜希「はい。」
勉強会終了
亜希&カラス「お邪魔しました。」
レイン「じゃあね〜」
亜希「頭が痛いよー」
カラス「大変だったな」
亜希「レインのやつ。いつの間にあんな冗談言えるようになったんだ?」
カラス「何を聞いたの?」
亜希「勉強しないと、キスしちゃうぞ笑って」
カラス「は?」
亜希「そうなるよな!」
カラス「そりゃなるだろ!あんな可愛い子にそんなこと言われたら」
亜希「死んだかと思ったわ」
カラス「せやな〜。あっ!もう家だわ。じゃあな。」
亜希「じゃあな。またあした。」
カラス「はいよ」
バタン!(ドアを閉める。)
カラス「ふぅ〜。さて、準備するか。」
次は夜の時間。つまり裏の時間。
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!