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「ああそうだね。ところで君はいつにも増して元気が良いみたいだけど何かあった?」
「はい、実は今朝素敵な夢を見たんですよ!」
彼女はとても嬉しそうな表情を浮かべながら語り始めた。
「私がとある男の子に告白したらOKしてくれたんです!しかもなんとその人は私のことを好きだと言ってくれたんですよ!?もう最高すぎますよね!!」
そこまで言うと興奮気味に顔を赤く染めた。
「ごめんなさい、無理です」
僕
「……え?」
目の前の少女――白崎さんは呆気に取られた顔をしていたが、やがて頬を引きつらせながら笑い始めた。
「いやー、まさかフラれるとは思ってなかったよ! だってほら、私って結構可愛いじゃん? 今まで告白してきた男なんて星の数ほどいたんだけどさぁ!」
彼女は大げさに両手を広げてみせた。
確かに彼女の見た目はかなりレベルが高いと思う。
綺麗というよりも可愛らしい顔立ちをしている