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反対側へ行ってしまったあなたへ

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反対側へ行ってしまったあなたへ

1 - あの日私の運命を変えたあなたへ

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2024年12月04日

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私はいつからあなたを追い続けているんだろう

あなたはいつから私から逃げているんだろう


私はいつ自分の決めた道を渡り直すようになったのだろう

あなたはいつ私と決めた道を踏み外すようになったのだろう


分からない


そうあなたにしか分からない


数年前


私は当時高校三年生だったそして大学も決まっていた。

あなたもそうだった

同じ高校に進学、私は気分が良かった、思いを寄せていたあなたと同じ大学って言うのもあるけど新しい学校生活が待っていると思うとわくわくした。

卒業式まで後2週間前後不登校気味だったあなた

私はずっと一緒にいるつもりだった。


しかし


続いてのニュースです

昨晩行方不明になりました空街高校三年生悠叶(はると)さんの行方は未だに分かりません

そうあなた、私が思いを寄せていたあなたとは悠叶、私が警察になるきっかけとなった人物


そして当時、私知里(ちさと)は頭が真っ白に、なったのかそのあとの記憶は無い


このニュースから数年後

私は大学に進学して勉強に励み、学校生活を満喫していた。


そしてある日

この街は犯罪組織が普通の街より多かった。

ニュースでよくみるどこかの銀行で強盗、どこかの会社の放火事件こんなニュースばっかりでこの街が燃え尽きるんじゃないかとか思ってた。


下校中、目の前の高層ビルがドン!と轟音をだしながら爆発した、そう私はあの日テロに巻き込まれた。

そしてあなたと再会する、私は大学生そしてあなたは犯罪組織のメンバーとして。

私はショックだった…思いを寄せていたあなたがこのテロを起こした犯罪組織のメンバーとして私の目の前に立っていたのだから。


私はあの日以来

元々目指そうとしていた警察になることを決めたそして数年後私は警察となり警部になった。


あなたに会うためにそしてあなた達を捕らえるために動き続ける。

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