名前・兄弟 設定
六つ子
Nakamu→尾白 碧空(おじろ あとむ)三男
Broooock→尾白 陽輝(おじろ はるき)長男
シャークん→尾白 剣司(おじろ けんじ)五男
きんとき→尾白 海凪音(おじろ かなと)四男
きりやん→尾白 桐果(おじろ とうか)次男
スマイル→本名:尾白 美来逢(おじろ みきあ)
六男
改名:霊 星雷(みたま せらい)次男
スマイル視点
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na「こっちおいで!スマイル!」
sha「ゲームしようぜスマイル!」
kr「スマイル飲み物何がいい?」
br「あは、スマイルかわいー!」
kn「スマイル怪我したの?こっちおいで」
優しかった兄達━━━━━━━━━━━━━━━
sm「やだ!やだ!やだぁ…!」
母「ごめんなさい、スマイル…」
父「ごめんな、スマイル」
兄「スマイル!!!!」
br「待って!父さん!」
kn「母さん!」
na「なんでよ!」
sha「スマイルを返せ!!」
kr「おい!」
sm「お”兄ち”ゃ”ぁ”ん”!!!!」
泣きながらも俺を裏切った父さんと母さん━━━━━━━━━━━━━━━
偽母「まだ掃除終わって無いの!?」
偽姉「つっかえな!こいつ」
偽兄「そんな気持ち悪い色の目でこっち見る な」
偽父「家居ると鬱陶しい、通わせてやるから 学校行け」
買われた先での虐待━━━━━━━━━━━━━━━
na「あ”ー、数学の課題終わんない!」
sha「知ってるか?今日転校生来るらしい ぞ」
kr「奇跡起きないかな…」
br「スマイルでしょ?どこに居るんだろ。マ ジで父さん達ムカつく」
kn「それな、あ”〜イライラする。誰でもいい から殴りてぇ」
やっと見つけたお兄ちゃん達━━━━━━━━━━━━━━━
男子1「おいなんか喋れよ!」
sm「……」
kr「顔色も悪いしもう死んでんじゃない?w」
na「確かにw成仏出来なかった説w」
kn「やばw」
女子1「ねぇ!やめなよ、可哀想でしょ?」
女子2「大丈夫?」
sm「うん…」
sm「イタッ……」
周囲「WWWWWW」
女子2「バカがw」
sha「ここに転校して来たお前が悪いんだ よ」
br「自業自得ってやつだね」
ほぼ全校生徒からの虐め━━━━━━━━━━━━━━━
大丈夫…
気付いて無いだけ……
カラコンで紫の瞳も隠しちゃったし
性格も結構変わっちゃってるから…
今言ってもきっと信じて貰えないから
もうちょっと耐えてれば
大丈夫…
大丈夫……
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⚠️注意⚠️
ここまで読んで大丈夫という方はどうぞお進み下さい。
苦手だという方はブラウザバックをお勧めします。
では、大丈夫だという方、引き続きお話をお楽しみ下さい。MOBのオンパレードです。
つらい…
家に居ると暴力を奮われ、暴言を吐かれる
だからと言って学校に行っても変わる事は無い
ずーっと暴力、ずーっと暴言
でも真実を言おうと喋ろうとしたり、近づこうとしたりすれば、また暴力、暴言
男子2「気持ち悪ぃんだよお前」バコッ
女子3「いやそれな?こっち見んなよ」
男子3「おいお前ちょっとこっち来いよ」
男子4「早くこっち来いって言ってんだ ろ!」
(水)バチャー
周囲「wwwwwwww」
そんな面白い?
なんで、神様は恵んでくれないのかな……?
男子5「よぉ、また来たのかよお前」
男子6「痛い目に会うの分かってんのにな」
女子4「逆に虐められてますアピールしてん じゃないの?」
女子5「マジで?ドM?w」
ちげーよ、無理に生かされてんだよ
男子7「てかコイツの名字って霊だったよ な、変な事したら呪われんじゃね?」
女子6「確かに、気味悪い名字w」
俺だってこんな名字、なりたく無かった
kr「よう、ソイツまた来たの?w星雷」
br「おはよ、ヤバい化学の課題やって無い」
kn「俺もやってないw」
na「そんなのあった?」
sha「やべぇなお前ら」
嫌な予感が脳裏をかすめる
kn「なぁ星雷、お前成績良いから課題すぐ終 わっただろ?」
kn「五時限の化学までに俺の課題やっとい て」
br「僕のもぉ」
na「俺も」
ノートを投げ渡されるきんときのはちょっと終わってはいたけどNakamuとBroooockのはまっさらだった
何されるかわかんないので丁寧にノートを拾い、机へと向かった
sm「……あの…終わりました…」
kn「ん〜、ごくろーさん」
br「どーも」
na「乙〜」
3人の課題は五時限前には終わった、が…
男子8「絶対同じ字で書くんじゃねぇぞ」
女子7「前のページ見てそれっぽい字で書け よ」
クラス全員から課題を渡された1クラス45人程度これを3日後に……
偽母「おい!星雷!!風呂洗え!!!!」
偽兄「星雷!!朝部屋の掃除頼んだろ!?」
家庭の仕事もあり、クラスメイトの課題は夜中に回す
すると睡眠時間が削られるでも後々まで課題引きずるのも嫌だったので仕方なく今日は徹夜をし、全員の課題を終わらせた
そしたら味を占められて全ての課題をやらされる羽目になった一度だけ嫌と言ってみたが100倍で返された
そんな輝きの無い日がずっと続いてもう3学期に入ろうとしていたある日……
放送「訓練、訓練、地震が発生しました。生 徒は机の下に潜るなどとして、身の安全を確保して下さい」
学校の避難訓練放送通り机に潜って周りを見てみると、あえてジャンケンや指相撲をしている人がいる
放送「地震が収まりました。全校生徒は速や かにグラウンドに避難して下さい」
放送の騒音が収まり、グラウンドに避難する
が……
??「おい!!校長を出せ!!!!」
振り返れば40過ぎてそうな男性と女性が1人ずつ、20代後半ぐらいの男性2人と女性が1人
グラウンドのど真ん中に立っていた
……一人は拳銃を持って、その他は両手に包丁を持って…
恐らく家族だろう…
そんな事を考えていると……
??「早くしろこいつら殺すぞ!」
そう言いながら俺の兄達を捉えて刃物や銃口をあてている
周りを見ればポカンと口を開けてその様子見ている人がほとんどだ
??「ふん!」
暫く黙っていれば拳銃を持った男が一学年上の教師の肩を撃ち抜いた……
つまり……
……これは避難訓練なんかじゃない…
……避難訓練で校庭に集まるという決まりを利用した……
……本物の不審者だ…
彼等の腕の中にいる兄達を見て絶望した……
…まずい……
校長「おやめ下さい!その子達を離して!」
不審者A「そう簡単には離さねぇよ」
校長「なぜ……!?」
不審者A「覚えて無いのか?1年前に虐めで自 殺した俺の娘を!」
校長「……!」
不審者A「お前らは虐めの事を知ってたにも 関わらず無視したそうじゃねぇ か!」
校長「ですから!あれは…!」
不審者C「あれは何だよ!俺らの大事な妹を よくも見捨ててくれたな」
不審者B「悪いけどこの子達には死んで貰う わよ、5人も死者が出れば流石にこ の学校も終わりね」
スマホを右手に持って110番にかける
sm(すみません、白尾学園で不審者が出まし た。男性3人女性2人、恐らく家族です。一人は拳銃を持っていてその他は包丁を持っています。人質を5人取られていて殺すつもりっぽいです。俺が時間を稼ぐのでサイレンを鳴らさずに急いで来て欲しいです。)
電話を切りポケットにしまう
目線の先には5人の不審者…
……神様…今だけは…味方して……
……今だけは…恵んで……!……お願い……!!
sm「離して……!!」
不審者A「あ?なんだお前」
怖い口調は日常茶飯事だから慣れている1ミリたりとも怖くない
sm「だから!その人達を!離して!!」
辺りがざわめく
不審者B「言ったでしょ、何にせよコイツら には死んで貰う。運が悪かったのよ」
sm「そんな事!貴方の娘さんは望んでな い!」
不審者A「お前に何が分かる!」バァン
肩を撃たれた差程痛くない、慣れてる
sm「分かるもん!」
不審者D「は?」
sm「俺も虐められてるから!全校生徒に虐め られてるから!虐められっ子の気持ち、 分かるもん!」
不審者「……。」
sm「虐められて自分が自殺したせいで家族が 犯罪を起こして死んだ後地獄に行った ら、折角天国で待ってたのに!会えなく なるじゃん!」
sm「悪いけど、言わせて貰うと自業自得だ よ!」
不審者「何?」
sm「そんなに娘を大事にしてたなら、何で虐 められてるって気づかないの!?」
不審者A「そんなの言ってくれなきゃ分から ないだろ!」
sm「その回答は大事にしてない証拠だよ!」
不審者E「何だと!」
sm「虐められっ子は自分が虐められてる事誰 にも言えないんだよ!脅されてるから! だから!家族が最初に気付いてあげなきゃいけないんだ!」
sm「学校の教育で溜め込まないで頼れる人に 教えてって習うけど、無理なものは無理 なんだ!怖い物は怖いんだ!」
不審者A「ならお前の家族も気付いてくれて 無いじゃないか」
sm「俺はしょうがないんだ!家族にも嫌われ て虐待受けてるから!俺をただのお手伝 いさんとして買っただけだから!」
sm「元々は商品だったから!」
不審者「……。」
sm「だから!俺には頼れる人なんて一人も居 ないけど、貴方は頼れる家族だったの に!なんで気付いてあげなかったん だ!」
全てを言い切って顔を上げてみれば、兄達を離して号泣してる不審者の姿が……
ふぅ…と胸を撫で下ろしたところで問われた
不審者A「分かった…確かにそうだな、お前 の言う通りだ……地獄に行ったら 二度と娘に会えなくなるな……」
不審者A「だが一つ聞く」
不審者A「お前さっき全校生徒に虐められて るって言ったな、なら何故自分を 虐めていた奴らを助けたんだ?」
不審者B「お前にとってコイツらが殺される のはメリットだろ?」
……神様が機会を作ってくれた…
……やっと神様が恵んでくれた…
sm「先程、俺が買われたって言ったの覚えて ますね?」
不審者A「…あぁ、」
sm「彼等は俺が売られる前の六つ子の兄達で す」
WT-sm「えっ……」
カラコンを外して紫色の瞳を見せる
sm「俺が、売られるッ…までッ……優しくして くれたッ……兄ですッ……」
sm「虐めて来たけどッ優しかった…兄です」感情がこみ上がって涙が流れる
見れば兄達も一緒
sm「俺はッ……霊 星雷なんてッ…気味の悪い 名前じゃッ…ない……」
sm「申立書を出して無いからッ……まだ…名 乗れるッ……」
sm「俺はッ……尾白…… 美来逢ッ……」
兄達がふらつきながらこちらにゆっくりと歩み寄って来る……
sm「スマイルだー!っあ”〜ぁ”…ぁ”〜ぁ”」
自分でもらしくないと思うが号泣する
…暖かい体温が伝わってくる
……目を開いて見れば抱き締めて謝ってくる 兄達
br「ごめんね…スマイル…僕達スマイルが売 られちゃって気が狂ってたかも」
kn「ごめんな…ずっと大事にしてたのにスマ イルだって気付けなくて」
kr「そりゃ言えないよな、あんな扱いされて たら…ごめんな」
sha「もう離れないから……ごめんな」
na「俺も…ずっと探してた弟を虐めてたなん て…ほんとに……ごめん」
sm「ッ……!お兄ちゃん…」
より強く抱き締められる
苦しいなんて思わない
13年ぶりのこの温もりを…
神様が恵んでくれた温もりを……
輝かしい未来の兆しがようやく見えた
END
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ガチ泣きしちゃった… 良かったね…兄に会えて…