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翌日の午前中、千原城市役所の会議室。北野と中年の女性職員がいる。チバラキVの5人が部屋に入って来る。
女性職員「今日はお呼びたてしてすいません。子どもスクール係の林田と申します」
北野「じゃあ、そちら側におかけ下さい。今資料を配りますから。
長机の片側に横に並んで座った5人の前に北野が書類の束を渡す。
北野「実は来週、ウェルウェルプラザで複数の幼児教育プログラムの、まあ、お試し見学会みたいな事やるんですよ。で、そこの林田さんから、チバラキVの手助けが欲しいと言われまして」
倫「今はやりの幼児早期教育ってやつかい?」
林田「そうなんです。小さなお子さんをお持ちのお母さんたちからの要望が多くて」
玲奈「でも、それとご当地戦隊にどういう関係が?」
林田「そういうイベントだと、どうしても雰囲気が堅くなるんですよね。チバラキVのメンバーのみなさんが一緒にいれば、子どもたちの緊張がほぐれるかと思いまして」
沙羅「要するにガキどもが飽きないようにお守りしろってわけか」
北野「いや、そういう言い方は……」
瑠美「内容はいいけどさ。Fortress の方はどうする? いくら閑古鳥鳴いてる店でも、こう立て続けに臨時休業してだいじょうぶか?」
智花「いえ! 是非やりましょう!」
智花のあまりの勢いのある、熱のこもった言い方に他のメンバー4人はびっくりした様子。
倫「えらくやる気満々だねえ」
智花「早期教育は大事です。あたしの5歳の子の母親ですから」
北野「ええと……では、出動していただくという事でいいんですね? イベントの詳しい事はその資料をよく読んでおいて下さい」