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私は。ヒロインにはなれない。

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私は。ヒロインにはなれない。

1 - 悲劇のヒロイン

♥

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2022年07月09日

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私は。ヒロインにはなれない。


私は。ヒロインにはなれないんだ。。

実感したあの夜。



いつも私は悲劇のヒロインだと思って生きてきた。この人生は私のためにある。神様は私にいっっつも味方してくれるかと思った。だけど、それは間違いだった。

ある日私はある人に告白しようと思った。絶対この人私好きなんだろーなーって。思ってた、   だけど、その人は。違う人を好きになってた。   わたしの親友を好きになってた。誕プレもくれて、一緒に遊んだりしたのに。なんでって。 頭がおかしくなりそうだった。          私は逃げた。もう好きじゃないって、好きじゃないって言い聞かせた、、私の親友と好きな人は日に日に距離が縮まってた。気づいたら好きな人は親友といて、休み時間休み時間ずっと喋って。いつも目に入る度に逃げた。嫉妬でおかしくなりそうだった。だからその親友からも好きな人からも避けた。私は弱いなって実感した、まだ言い聞かせてるけどこの好きはおさまらない。この感情を無くさないといけないのに結局この感情をずるずる引きずりながら1日1日過ごしていった。だけど2人は仲良くなるばかり。正直辛い。好きな人が恋に落ちていく瞬間を見るのは。好きな人が私の親友の話をするのをへーって聞いてる私。ますます私が惨めになった。 ここまで考えることでは無いかもしれないけれど私はもう消えたかった。もうタヒにたかった。隣で関係が良くなっていくふたりをみるのがもう辛かった。。 やっぱり私は。神様に恵まれてなんかなかった。好きな人は絶対私のことが好きだと思っていたのに。逃げ出した。弱いな、私はって日々思い込んで気持ちは落ち込んでいった。だからもう、私は親友と縁を切った。私が好きな人を好きだったって言う気持ちは伝えなかった。これ以上あの2人を見ていると本当に私が消えてしまいそうだったから、この日はとにかく泣いた。めちゃくちゃ泣いた。まぁ、簡単に言えば私は逃げ出したんだ。

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