ふとんがない中寝る二人
無二は震えて何回も寝返りをうつ
「寒い?」
一条は起きていた
無二がうなずくと一条はコットを無二のそばまで引き寄せた
一条は無二に抱きついて寝た
「一条さん!///」
「おれの体温があれば寝られるか」
無二の鼓動と一条の鼓動が重なる
一条の脚が無二の脚にからまる
そして脚でさすってくる
一条の腕も無二の背中にまわされ、さすっている
一条の息が無二の顔全体にかかった
熱い吐息だった
無二は熱くなった
無二も一条の腰に手をまわしてさするといつの間にか一条のズボンにまで手が伸びていた
「やらしいのな、無二」
息を乱した一条
「ごめんなさい」
無二はあわてて手を一条の腰に固定した
次の日、ふとんがないから夕方前に帰ることになっていた
無二は草刈りをしていたが何回も止まってしまう
(あんなに抱き締めあってたからまだ体が熱い)
無二はたまらず、甘い吐息をもらす
そんな無二を熱い目でみている一条
「無二」
一条が長い脚で近づいた
「はいっ///」
無二は一条の顔が見れなかった
「ぼんやりしてるけど大丈夫か」
「平気です////」
「無二、今日はここまでにして山に行かないか」
「はい」
山への登山道も草がかなりはえていた。
登ったところで小さい滝が流れていた
一条がそこで水をのんだ
無二もその次にのもうと近づくと
「危ない!」
一条が突然無二を片手で抱き寄せた
へびが滝の上から落ちてきたのだ
無二は噛まれる寸前だった
「一条さん、ありがとう//」
「….」
一条と無二はまた登り始めた
だが突然一条は止まる
無二は一条の背中にくっついてしまう
一条は振り返った
「大丈夫か」
「は、はい」
というより、一条が突然止まったからだが
「さっき、へびが襲ってきたからな。怖かっただろ」
そういって頭をぽんぽんされる無二
それが子供に対してやるかのようで
「やっぱり私のこと女として見てくれないんですね」
「どうした無二。ちゃんと女として見てるけど」
「私のこと女として見てくれてるならあんな抱き締めてるのに激しく求めてくれてもいいじゃないですか//」
無二はこんなこと言うなんて自分でも驚いてしまった
一条の顔つきが変わった
「そっか。もうしてもいいんだな。そんなこと言うならおれは思う存分やる。いいのか」
無二は興奮したようにうなずく
一条は無二を抱っこした
無二を抱えた一条は早足で小屋まで行く
無二はふりおとされないように一条にしがみついていた
小屋につくと、優しくコットに寝かされる無二
無二はドキドキしていた
一条が無二に覆い被さり、優しくキスされたかと思うと徐々に荒くキスされ、無二は息をつけなかった
呼吸を求めて口をあければ一条の舌が入り無二の舌をなめまわす
無二はあえぎ声をだした
一条はそれにたまらず荒い息をしながら、無二の服を脱がし、無二の首すじを吸いながら無二の体中をまさぐる。
無二の気持ちいいところを突いては男女のきょう声は響き渡る
情事をしまくり、島から帰らずに熱い夜を過ごしたのだった
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