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次の日…
俺たちは目的の村まで森の中を歩き続けていた。
ネモフィラ「さ!もう着くわよ。」
とネモフィラが言った瞬間。
フレーク「?なんだ?この音?」
誰かが戦っている音がしている。
グサッ カキンッ
ネモフィラ「この音が聞こえる方向……⁉︎
村があるわ!もしかしたら村が幻影獣に…」
フレーク「っ…急ぐぞ!」
俺たちは走って森を抜けると、そこには村を守るように村周辺で、幻影獣と戦闘をしている村人達の姿があった。
フレーク「皆!加勢するぞ!」
ネモフィラ「えぇ。わかっているわ。」
メリア「うん!兄さん!」
スターチス「頑張りましょう!」
と俺たちは戦闘に加勢した。
フレーク「俺たちも加勢する!」
村人「ありがとうございます!」
加勢して数分後…
スターチス「⁉︎フレーク!後ろ!」
フレーク「っ⁉︎」
間に合わない…と思った瞬間
グサッ シャキンッ
何者かが俺を助けてくれた。
⁇?「お前、大丈夫か?」
フレーク「あ、あぁ。」
と俺が言ったすぐ後に
シュルシュルシュル ズドォンッ グジャッ
その音が聞こえたと同時に、幻影獣にツタが絡み、幻影獣をしめ殺した。
フレーク「⁉︎」
⁇?「は?あれは誰がやった⁉︎お前らがやったのか⁉︎」
フレーク「いや、俺は…」
と俺が言いかけた時
ネモフィラ「私よ。私がやったわ。」
⁇?「⁉︎まさか。貴方は…森のよ」
と男が言おうとした途端ネモフィラは男の口を手で塞ぎ。
ネモフィラ「静かに。この子達には私が直接言うわ。それまでは言わないで頂戴。」
⁇?「っわかりました。」
メリア「っ…どういう事?ネモフィラ…?」
メリアは怒ったような悲しいような顔をしていた。
ネモフィラ「後々…話すわ。それより…フレーク!早く幻影獣達にその月剣でトドメを刺しなさい!でないと復活してしまうわ。」
フレーク「あ、あぁ!」
と返事をしフレークは幻影獣達にトドメを刺した。
村人「ありがとうございました!お陰で村が襲われずに済みました。是非お礼がしたい。と村長もおっしゃっています。よろしいでしょうか?」
フレーク「はい。わかりました。」
村人「ネモフィラ様も来ていただけますか?」
ネモフィラ「…わかったわよ。」
村長宅
村人「失礼します。村長。例の方たちをつれて参りました。」
村長の姿を見た瞬間俺たちは一瞬驚いた。村長はただの小さな女の子だったからだ。
村長「この度は村を救っていただき、ありがとうございます。どうぞ、席にお座りください。」
フレーク「え、あはい。ありがとうございます。」
と俺たちは村長の前の席に座った。