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🌷新しい仕事 「おはようございます」ティアは、神殿に着いて、ミリアに挨拶をした。「おはようございます体調はどうですか?」ミリアにそう聞かれて、ティアはドキドキした。「大丈夫です」ティアは、仕事をさせてもらえなかったことで、これからどうなるのだろうと思っていた。「ティアさん、面談室でお話しましょうか?」ミリアはそう言ってティアと面談室へ入った。「失礼致します」ティアは、ミリアと向かい合って座った。「ティアさん、幻聴はあなたがうまく処理できなかった思考なのだと思います、光の力を供給することは、間違いなく光の力を光の国に送らなければなりません、そうしなければ国民の生活がおびやかされるのです、ティアさんのうまく処理できなかった思考が光の力を闇の力に変化させる危険性がある以上、ティアさんに光の部屋での仕事を任せられません、ごめんなさい」ティアは、それを聞いてやっぱりやめさせられるのだと思った。幻聴は一体どこまでティアの生活を壊せば気がすむのだろう?なりたくて精神疾患になったわけじゃない。この声があまりにもひどく、夢も希望もないから、耳をふさぐしかなかった。(もう現実が嫌だ、空想力が守ってくれた頃の思考に戻りたい)ティアは思うのだった。「わかりました、いろいろありがとうございました」ティアはなぜよりによって闇の力の可能性に目覚めてしまったのか?こんなひどい言葉、空想力で消したい。こんな言葉こそ真実なものか。空想力は、妄想ではない。「ティアさん、あなた個人としての光の力の使い道があるの、あなたは動物と気持ちで話せるのでしょう?それならあの子も心を開くと思うの」ミリアは言った。「あの子?」ティアはやめさせられるのかと思っていたがミリアはティア個人の光の力について言及した。「ええこの神殿にいる神獣なの、その神獣の世話をティアさんにお願いできるかしら?」「わたしこの神殿で働けるのですか?」ティアはやめなくてもいいのだろうか?「しばらくこの仕事で様子を見ます、ティアさん個人の能力としての光の力が問題を起こさなければ、この仕事でやっていけるかも知れません、ティアさんのお母様は、無理をしなければ普通にやっていけるとおっしゃられていましたから、神殿の仕事は光の部屋での仕事が全てではないのです」ティアは、神殿で仕事は続けられることになったのだった。