テラーノベル
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無陀野「今日から各部隊を回る。気を抜くな。」
俺らは今日から各部隊を回り学ぶことになった。俺は初めての体験なのでちょっと楽しみだった。
恋太郎「四季は会ったことあるんでしょ?隊長どんな人なの?」
四季「真澄隊長のこと?うーん、何考えてるかあまり表情にでないっつーか…あと毒舌!!」
恋太郎「えっ、そうなの?怖そう…」
四季「あんま心配しなくてもいいって!いい人だし!」
恋太郎「そっかぁ」
今から俺らは練馬区の偵察部隊にお世話になる。基礎など活動を学んだりするらしい。
最悪実戦になるかもしれないと無人先生は言っていた。何故だろう。嫌な予感がする。
まさか!気のせいだろう。そう思い首をぶんぶん振る。
変装をして電車に乗り込む。
そして偵察部隊のいる練馬へ到着した。
無陀野「ここからは血を出すな。静かに着いてこい。」
無人先生に続いてぞろぞろと移動する。
だんだん人気のない所へと移動されていく。
鬼というのはやはり隠れて暮らすしかないのだろうか…
そう思うと少し悲しくなった。
無陀野「ここだ。下へ行け。」
みんなが降り終わったあとに二人の男がこちらを迎える。
背の小さい大きな目の男と優しい顔をした男がこちらを見ていた。
真澄「おい無陀野。知らねぇ顔が増えてるが?」
無陀野「先日入学した冬麗恋太郎だ。」
馨「聞いたことありますね。なんでしたっけ?」
真澄「そうか?俺は知らん。」
無陀野「有名なスケート選手だったらしい。」
恋太郎「初めまして。冬麗恋太郎です。」
馨「よろしくね。僕は並木度馨。この人は淀川真澄隊長。」
副隊長であろう馨さんが紹介してくれた。馨さんはとても優しそうだった。
真澄隊長は四季が言っていた通り読めない人のようだった。吸い込まれそうな瞳をじっと見る。
真澄「あぁ?何ガン飛ばしてんだ。」
恋太郎「えっ、あ!すんません!!!」
真澄「チッ…おい無陀野ちゃんと教育しとけ。」
ひぇ…ほんとに毒舌だ…たしかに怖いが、小さいので何故か可愛く思えてしまう。
真澄 (失礼なこと考えてるなコイツ)
無陀野「無駄話はそこまでにしろ。」
馨「みんな着いてきて。」
そして俺らは会議室のような一室へ連れていかれた。そして馨さんが俺らに色々なことを教えてくれる。
俺の能力は目立つから偵察向きじゃないな、なんて考えながら話を聞く。
馨「ざっとこんな感じかな!みんな理解できた?」
矢颪「難しいな…」
四季「それな…」
時間は今夕飯時だ。みんな疲れた顔をしていてお腹も鳴っている。その様子を見た馨さんがくすっと笑って俺らに夕飯を食べてくるよう勧めてくれた。
そして外へ出た。涼しい風が俺らを迎える。辺りに色んな店が構えられている。キラキラ光る街が綺麗だった。
みんなと話しながら歩くのは楽しい。俺は最近気が緩んでばかりだ。
四季「せっかくだしファミレス行かね!?」
皇后崎「馬鹿か?目立つことは禁止だろ。」
四季「はぁ?喧嘩売ってんのか!!」
四季「なぁレン!お前もそう思うだろ?」
「………」
四季「はぁ?無視はありえ…な、……」
_ 振り返った先に恋太郎はいなかった。
続く
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