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死ぬまで後__???日
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🎨「…ここ、どこ?」
茶色の髪を首元まで伸ばした少女__
東雲 絵名がぽつりと呟いた。
彼女の瞳が映すのは知らない部屋。
女の子らしい可愛らしい内装の部屋には、
包丁、薬、縄…
用途が分からない物が並べてある。
🎀「あ、絵名起きた?」
🎨「…ぇ、瑞希? 」
ドアを開けて顔を出したのは
薄ピンク色の髪を片方に纏めた少女__
暁山 瑞希だった。
🎨「瑞希、ここどこ? 」
🎀「えー、ボクと絵名の死に場所…かな?」
意味が分からない。
目の前の彼女が何をしたいのか。
絵名が困惑していると瑞希は愛おしげに微笑む。
🎀「絵名…ボクと死んで?」
🎨「は…?」
🎀「ボク、もう疲れたんだー!!
だから…一緒に死なない?」
そう言って、彼女は絵名の手を包み込んだ。
怖がる子供を宥めるように…
🎨「ぃ、嫌…私は死にたくない。」
🎀「そんな事言って…どうせ死にたいんでしょ?
ほら…手首見せてみて?」
“傷付けてるんでしょ?”
その言葉に動揺した絵名に瑞希は目を細める。
🎀「そこまで死にたくないなら… 」
🎨「いや…もういいや。」
今度は瑞希が驚いたように目を見開いた。
彼女が…そんな事を言うとは思わなかったから。
🎨「けど…絵が完成するまで待って。」
澄ました顔でそう言う絵名に対して、
瑞希は呆れたように嗤う。
🎀「完成するまで何ヶ月くらいなの?」
🎨「一ヶ月だと思う。」
そう、と言い瑞希は黙る。
沈黙が漂う部屋は月明かりで照らされている。
隣に座る瑞希に身体を預け、絵名は瞳を閉じた。
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心中する🎨と🎀が見たい…✨️
そんな思いで書いた物語です!!
良ければ読んでください…🙏
次回からr15程度の描写があります🙇
その場合は💔の隣に⛓️を書きます!
それでは👋
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