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第10話、読んでいただきありがとうございました!!
ところ変わって、今回はぷりけちゃ中心の展開となります!
視点はぷりっつ目線でお送りします!
打ち合わせが終わってそそくさと帰ろうとするけちゃお。
コイツは、ポンコツキャラとして振る舞っているけど、本当はめっちゃ仕事ができる。
にしても、片付け早すぎんだろ。
💚「おい、けちゃお!待てよ!」
俺は急いでけちゃおを追いかけて、なんとかエレベーターの前で呼び止めた。
🩷「ぷりちゃん??!!どうしたの?!」
ビクッとして振り返るけちゃおは、怯えた顔を俺に向けてきた。
咄嗟に掴んだけちゃおの手首から、隠しきれていない緊張と不安が伝わってくる。
💚「お前さぁ、、、なんで勝手に逃げてんの?」
🩷「ぷりちゃんには僕のこと、何もわからないじゃんっ、、、!!」
そう言いながら、彼は俺の手を払いのける。
途端に、俺の中で何かがブチギレる音がした。
💚「はぁ?そんなの話してもねぇのに全然わかんねぇよ、、、!!俺はお前じゃないんだよ!!
、、、勝手に抱えこまねぇで、話してくれよ、」
するとけちゃおはハッとして、口をつぐみ、俯いた。
💚「けちゃおまで逃げていたら、俺、二人のために何もできねぇよ」
けちゃおは深く呼吸した。
🩷「そうだね、うん、ぷりちゃんの言う通りだ。」
そうして、彼は深く頷き、訥々(とつとつ)と話し始めた。
🩷「僕ね、今まぜちのことがわからないんだ。
他のメンバーとはいつものように会話するのに、僕とは距離を置いている。だったら、僕がいない方がまぜちも喋りやすいんじゃないかなって」
ちぐから聞いていたが、けちゃおはこんなにもまぜ太のことで頭を悩ませていたのか。
ここまで彼に思われているアイツが、俺は羨ましい。
まぜ太じゃなくて、俺のこと思ってくれていたらいいのに。
俺はため息をついて、背中を丸めて俯く彼に告げる。
💚「けちゃおさ、勘違いしてるよ」
🩷「へ?」
けちゃおの瞳が俺を捉える。
良かった、まだ彼の目は影に染まり切ったわけではなさそうだ。
💚「まぜ太、本当はけちゃおのことめちゃめちゃ気にしてる。今は気にしすぎて、アイツもどうしたらいいのか、わかんない状態にいるんだ」
本当に悩んでいるのはまぜ太だってことを、けちゃおもなんとなく知っているのだろう。
悩んでいる理由を、俺の口から言うかは別として。
🩷「まぜち、、、」
あいつの名前を呟きながら、愛らしい目が涙で潤む。
俺もつられて泣きそうになるやんか。
そんなけちゃおを俺は見ていられなくなって顔を背けてしまった。
視線の先には、さっき俺を振り払ったけちゃおの手。
💚「だからさ、まぜ太が今悩んでいることを俺らに話してくれるまで、一緒に待っていようぜ」
そして、再び俺はその手を取る。
🩷「うん、ありがと、ぷりちゃん。僕もまぜちのこと、一緒に待つことにする。」
今度は振り払わずに、俺の手を握り返してくれた。
大きな安堵とそこに潜む少しの寂しさに、俺はあえて名前をつけないことにする。
大丈夫。
俺らなら、何があっても乗り越えられる。
あとがき
実は、アンプ箱推しになったのは、けちゃくんがきっかけでした。
けちゃくんの行動が可愛いし、イケボとのギャップもすごいなぁとか思って動画を見ていたんです。
切り抜き動画含めて追ううちに、けちゃくんだけじゃなくて、6人で互いに守っている感じが素敵すぎて、いろんな妄想しちゃうわけでして、、、
今じゃリアルタイムでの配信を流しながら、ご飯の支度とかしちゃってます笑
そして今回、ぷりけちゃだったのですが、本家様のこの絡みもまた良い!!
正直、どの立ち位置にぷりっつくんを持ってこようか悩みました笑
結果、今回は割とシンプルな位置にしましたが、さてさて、どうこの後展開するのかは私もわかりません、、、
ですが、そのドキドキも含めて、一緒についてきて欲しいです!よろしくお願いします!!📣🩷💜❤️💛💚💙🌈
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