テラーノベル

テラーノベル

テレビCM放送中!!
テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

シェアするシェアする
報告する


しばらく歩くと、とある部屋に行き着いた


テーブルと椅子が乱雑に置いてある中、真ん中の椅子テーブルだけ丁寧に置かれていた


「えめちゃエモいじゃんここー」


“ あなた 休む ? ”


「んー、なんか歩き疲れちゃったし、

” 私 休む ” 」


私は貞っちにそう言い、椅子へと腰掛けた


“ 私 一緒 休む ! ”


「良いよー。ってか貞っちが一番疲れてるくね?大丈夫そ?」


私が椅子に腰掛けると、テーブルを挟んで貞っちの顔が半分見えた


「そーいや、” あなた 歩く 可能 ? ”」


貞っちに会って初めて抱いた疑問だ

足でも悪いのだろうか?


“ 私 苦手 歩く ”


「あーね。んー、じゃあちょっと歩く練習する?」


私は立ち上がり、貞っちの元まで歩く


「 ” 私 したい あなた 歩く 練習 ”」


“ ! あなた 一緒 練習 ? ”


「そー。まずは立つ練習からしよー」


私は貞っちの手を握り、ゆっくりと上へと上げ、腰を支えた


“ ?! ”


「おぉ、貞っちめちゃ身長たかー。

赤チャンよりありそー」


私が貞っちを見上げると、貞っちが片方の手で私の頭を撫でてきた


“ あなた 小さい 可愛い ”


「なんかいつもと立場逆じゃんー。

ってか貞っち男前すぎー」


私はなんだか照れ臭くなり、貞っちを座らせた


その瞬間、突然地震が起こり、部屋には笑い声が響き渡り、私たちは椅子から離れる


「!」


“ あなた すべき ここ 逃げる ! ”


貞っちがそう叫んだ瞬間、先程まで座っていた椅子が飛んできた


「!貞っち!」


私は貞っちの頭を守るように頭を抱きしめ、

衝撃に備えた


だが、その衝撃が来る事は無かった


「、!レインっち?」


目を開けると、私の前には見知った背中が映った


「麗香、もう大丈夫だよ。

僕が君を守るからね」


レインっちがそう言うと、レインっちの後ろからまた椅子が飛んでくる


「、あのさぁ。今麗香と話してんだから邪魔しないでくんない?ただでさえ今機嫌悪いんだからさぁ」


レインっちは持っていたバールで椅子を弾き飛ばした


「、さて。麗香、少しお話をしようか」


「お、おけ、」


この時のレインっちの顔はめちゃくちゃ怖かった

光属性ギャルは怪異達のお気に入り

作品ページ作品ページ
次の話を読む

この作品はいかがでしたか?

110

コメント

0

👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚