テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
「ところで。」
劉備は片方の眉を上げて、孔明をちらと見た。
「そなたは馬謖と随分親しくしているようだな。
しかし、人の目もあるのだから、あまり欲望のままに振る舞って、そなたの評判を下げないほうが良かろう。」
劉備は苦言を呈した。
年甲斐も無い男の嫉妬を隠した、理性的な言い方だった。
孔明はそれでも顔色を変えることなく、
「ご心配には及びませぬ。
私はただ馬謖の為に、知恵を授けているだけでございます。」
と静かに言った。
劉備は気に入らなかった。
「話はこれで終わりじゃ。
下がってよい。」
と言い捨てた。
孔明はお辞儀をして部屋を後にした。
臣桜
927
#オフィスラブ
湊未来
389
19
サカバンバスピス
112