テラーノベル
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【⚠︎︎注意⚠︎︎】
このお話は、
ホスト💓×歌い手社会人🍋⚡️の愛重めラブストーリーだよ☆
💓がとても裏では怖いよ☆
お話の都合上、
この世界では同性愛に寛容な世の中になってるよ☆
今まで読み切り書いてたけど、このお話は沢山書きたいので連載にするよ☆
正直🪽にハマりすぎてて怖いよ☆
将来的に他メンさんも出すかも?
・💓×🍋⚡️
・nmmn
・全話にて「゛、///、♡」表現有り
・名前伏せ無し
・この作品は二次創作だよ!
ご本人様とは一切関係ないよ!
「らいむ」
『ひづみ』
(心の声)
それではどうぞ⟡.·
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第1話/出会い。
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夜の喧騒とした歓楽街を、天來らいむは一人で歩いていた。
いつもは用のないこの街に、何故足を運んだのかは自分でもわからなかった。
人見知りなのに、すぐに絡まれそうなこの場所に入り込んでしまったことには、後ろめたい気持ちになる。
(…がちで疲れた……)
グレースーツのジャケットを少し掴み、ネクタイを緩める。
らいむの存在を知る者が近くに入れば、人見知りを発動させて緊張しているのが丸わかりだ。
しかし、傍から見れば神妙なその姿は、必然的に人目を引いてしまった。
特徴的な瞳、整った顔立ち、目立つ髪色、仕立ての良いスーツ。
緊張のせいか足取りはやや不安定で、けれど色気と気品を醸し出している。
この場で1番注目を浴びているのは紛れもなく彼だった。
(はよこんなとこ離れんと……)
静かな場所を求めて歩いていると、裏路地にたどり着いた。
裏路地へと足を運ぶと、そこはネオンが陰り、人通りも減る。
ようやく静かになった、と思うと。
ふと背後から声がかかった。
「ねぇ、そこのお兄さぁん笑」
振り向くと同時に、肩に重みがのしかかる。指先がシャツ越しに肌を撫でられて、背筋に鳥肌がたつ。
「うわぁ……めっちゃ可愛いじゃん笑」
「俺たちと一緒に遊ばね?」
名前も知らない男達だった。
煙草と汗と鼻を刺す香水の匂いに、目眩がする。
「……離してください」
関西弁を抑えた、怒りを含む口調は、相手の好奇心を増幅させてしまったらしい。
「えー、謙遜すんなって。ほらほらぁ笑」
「ね、俺たちと楽しいことしようよ笑」
言うなり、男たちは強引に加賀美を裏手の暗がりへと引こうとする。
頭の奥が真っ白になった。
今すぐ逃げろと身体中が喚く。
だが驚きと恐怖で身体が言うことをきかない。
逃げようにも足がもつれそうになる。
(誰かっ………!!)
『やめといた方がいいよ。その人俺の連れだし』
声のする方を見れば、そこには1人の男が立っていた。
桃色の差し色の入った茶色の髪。
艶やかなシルクのジャケットに包まれた妖艶さ。
口元には笑みがが浮かんでいる。
「……誰だ、邪魔すんなよッ!!」
『だから言ってるでしょ。その人は俺の『姫』なんだって』
男は穏やかな笑みを崩さないまま続ける。
『ひづみ、…って言えばわかるかな?』
その名を聞いた瞬間、男達の顔色がみるみるうちに変わった。
「ひづみって……、あの?」
「あれだって、ナンバーワンの……色々と、やべぇ奴……」
「…チッ」
小さな舌打ちと共に、男たちは街の中心部へと消えていった。
残されたのは、未だ状況を呑み込めていないらいむと、ひづみと名乗る男だけ。
『……怪我、してない?』
先程とは打って変わった柔らかな声。
それはさっきまでとはまるで別人のように優しかった。
らいむはその優しさに安堵を覚えながらも、胸の奥に得体の知れぬざわめきを覚えていた。
(…スーツはオーダーかな……。
ピアスは多分ハイブランド、ネクタイもブランド物…。
顔も…悪くない……、むしろ好みだな。)
着衣の仕立ての良さ、整った顔立ち、不安げな猫目…。
ひづみは微笑みの裏で静かにらいむを値踏みしていた。
『…っていうかお兄さん、めっちゃ美人さんだね。そりゃあ狙われちゃうよ』
ひづみはくすっと笑った。
突然の誉め言葉に、らいむの表情がわずかに固まる。
視線を逸らして、耳が薄く染まっていた。
その反応はひづみの中に確信をもたらした。
(……これは、大分絞れるんじゃないか?)
この街ではよくあることだ。
優しいふりをして店に連れ込み、甘い言葉を囁き大金を貢がせる。
ひづみにとってはやり慣れた手口だった。
けれど、ひづみはわずかに視線を長くらいむに留めた。
(……自然と吸い寄せられる、この男の瞳に…)
この男の表情が、仕草が、どこかそそられるのは些か不愉快でもあった。
『この街は初めてかな、君みたいなのは悪目立ちしちゃうよ?名前は?』
「……ら、らいむ、です。天來らいむ」
『名前もかっこいいんだね。疲れたでしょ。少し休んだ方がいいと思うよ?』
「…あーいや、…タクシー拾おうおもてて…」
らいむの警戒心が緩んだのか、不意に関西弁が零れる。
『んー、でもこの時間なかなか拾えないしさ。俺の店すぐそこなんだけど……休憩がてら一杯飲んで休憩でも、どうかな?』
誘い文句はいつも通り。
らいむは戸惑ったように眉を寄せたが、やがて決心したように顔を揺らした。
「…さっきは、ほんまに助かりました。お礼さしてください…」
その言葉に、ひづみは優しく微笑み、そして流れるように答えた。
『B.F.ってホストクラブ、知ってる?』
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店内へと案内されたらいむは、目を泳がせて落ち着かない様子だった。
ひづみはその隣に自然と腰を下ろす。
『…緊張してる?』
「その……人見知りやから、…」
『やっぱそうなんだ、らいむさんさっきから俺と目合う度顔真っ赤だったし』
下の名前を呼ばれたことと、人見知りを見抜かれていたことに、らいむはわずかに顔を強ばらせた。
「……ひづみさんは、いっつもこんな風に……?」
『ん?どういう風に?』
「その……お客さん達にこうやって、優しくするん?」
曖昧な問いに、ひづみは小さく肩を揺らした。
『大事な姫に優しくするのは、当たり前でしょ?』
一見すれば慈愛に満ちた甘い響き。
しかしその言葉の奥底には、無意識な境界線が潜んでいる。
優しさはあくまで仕事の一部に過ぎない、そう囁いていた。
らいむはそれを感じ取り、少しだけ視線を下げた。
胸の奥に、微細な痛みが突き刺す。
『……あ、お仕事は何してるの?』
「えと、…動画制作?とか?」
歌い手という職業を露出させる訳にはいかないので、らいむはそれっぽくぼかして答えた。
『あぁ、ちょっと言いにくかった?だとしたらごめんね』
ひづみはすぐに察して、 押しつけがましいことはせず、自然に相手の懐に入り込む。
酒をすすめるタイミングを計り、頃合いを見ては少しずつ距離を詰める。
『喉も乾いただろうし何か飲む?おすすめのカクテルがあるんだけど』
「え、あ…じゃあ、お願いします」
そうらいむが承諾すると、ひづみは脇に居たボーイに小さく声をかけた。
『グランド・スラム…、お願いします』
しばらくすると、深い黄色に琥珀を流し込んだようなカクテルが運ばれてきた。
ひづみはボーイからカクテルを受け取ると、慣れた手つきでらいむに手渡した。
『乾杯、しようか』
「えっ、…あ、分かった」
ぎこちなく答えるらいむを見てひづみはふっと笑う。
カクテルを持ったらいむの手に、上から被せるようにひづみが手を添える。
そして自然に宙へと優しく持ち上げた。
『んふっ、らいむさん手震えてる』
そうひづみは笑いながら、静かにその場で席を立つ。
らいむから見て手前にあったはずのひづみの顔は、気づけば目と鼻の先の距離にあった。
「えぁ、ちょ…どしt、んむッ」
柔らかくも、少し硬い男の感触が、らいむの脳裏をかけめぐる。
「…ぇ?」
状況を処理できずに顔を真っ赤に初めるらいむを差し置いて、ひづみは元の位置に戻り、グランド・スラムを手に取る。
『では改めて。B.F.へようこそ 』
響き合うグラスの音が、夜のはじまりを静かに告げた。
コメント
1件
え、めっちゃすきです!!!!!!!!!!!!!!!!!!(