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あれから数日後、二人は幹部と同等の実力になるまで皆に鍛えさせられている。今は二人を抜いた幹部で2人の経過報告をしているところだ。


「で、二人と相性の良さそうな武器は何や?」

相性の良い武器、例えば

とんちだったら粛清剣

げとちゃんだったら刀

シャオちゃんだったらシャベル

ロボロだったら弓

俺だったら銃、みたいな感じだ


ショッピ君が立ち、資料を見る、二人を主に指導してたのはショッピ君だからだ


「暫く二人を指導してて、相性が良いなと思ったのはアレですね。チーノさんが刀。レパロウさんが斧…なんですが。二人にとある武器を渡したんです。」


「ある武器?」

シャオロンが不思議そうにそう言う

「兄さんが待ってきてくれましたけど、中々適正者が見つからなくてずっと武器庫にしまっておいた大鎌と大斧ってありましたよね」

「おい、まさか…」

シッマが声を固くしてショッピに聞く

「…えぇ、チーノさんに大鎌。レパロウさんに大斧を渡したら…二人共適正者でした。しかもお互いの武器、つまりチーノさんは大斧、レパロウさんは大鎌も使えました。二人は主に大鎌や大斧を使い、潜入には刀や斧でどうでしょう?」

暫くの沈黙の後、げどちゃんが口を開いた。

「良いと思いよ。大鎌はわかんないけれど…二人に後方部隊をしてもらえたら多分結構な戦力になると思う。だから賛成かな」

「らんらんが言うなら俺もいいかなぁ。二人共似合いそう」


「鬱先生。知り合いのあなたはどう思います?」

ショッピ君は僕に問いかけてきた。もちろん僕の返答は…

「YES一択だね。絶対似合う」



「じゃ、満場一致でいいな?」

皆は全員が納得し、二人にも伝えた。


「刀と大鎌。いいじゃないですか」

「斧系統なかなかに手にフィットするんですよね。ありがとうございます」


俺は一人、暗い部屋で手帳を見ていた。


「うわ…クソ懐かし…」

俺が見ているその手帳のページには

『二人はよく大鎌と大斧を使う。見ているこっちからするとチーノが上から大鎌を振って現れるあれ、本当に美しいと思う。月が似合う男だ。レパロウは力強く何でも一撃で切ってしまう。速度は遅いはずなのに横から現れてこちらを切ってくるのはまるで強風だ。太陽が似合う男。 』

「昔こんな事書いたわ…懐かしいなぁ」

記憶喪失になった人外達と人間の彼ら

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