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注意喚起は前のやつ見てね
ruwn中心でいろんなカプが混ざり合ってます。
ruが攻め
wnが受け
で す。間違えないでね
Dom→kyng,hsrb
Sub→wn,inm,mrkm
Normal→sik,usm
Switch→hbt
学パロ
色々設定追加してる
akgが好きなruと、rbが好きだが失恋をしてしまったakgのお話です
くそ長ぇ。二話目作ってます
時間がある時に見てね
この1話で、3000文字以上あるよ
kyng→『』
akg→「」
その他→【】
地雷さんバイバイ👋
れっつごー
第二の性ダイナミクス。
それはきっと僕の人生を狂わせたものだった。
男女の他に、第二の性と言われるダイナミクス
それは、分かりやすく説明するならば、
命令したい。監視したい。支配したい。そんな欲求を持っているのが、Dom。
それとは対象に、命令されたい。監視されたい。支配されたい。そんな欲求を持つのがSubだ。
だが、誰しもがそのダイナミクスを持っている訳ではない。人口の7割はその性を持たず、Normalと呼ばれる、普通の人となる。
それでは僕は?
否、その他の3割に入るSubである。
なぜこんなものがあるのか、未だに僕には理解不能だった。
恋と言うのは、残酷なものだと思う
出会った時、一瞬で心を奪われてしまうような、そんな感覚だった。
だけど、その僕の心を奪った人は、僕の側へはきてくれなかった。
一瞬でちってしまったんだ。僕の初恋は。
もし相手が絶世の美女だったら。
誰もが羨むような、そんな人だったら。
きっと楽だった。
でも、現実はもっと残酷で、好きな人の相手は自分の友達だった。
ゲームが上手で、可愛くて、小さくて、幼い感じがして、僕よりずっと彼の方がお似合いだった。
「ウ”ッ…、なん、で…」
せめて彼を罵れたら。
彼よりずっと前から僕の方が好きだったんだって、言えたのなら。
この世は残酷だ。
『ウェン』
低く鳴り響く落ち着くような低音が、僕の名前を呼んだ。
「なに~?ロウきゅん? 」
いつもの返事。
平然を装うように答えた。
『ロウキュンって呼ぶな』
「あっははw」
僕が失恋したのは数日前。
仲の良いメンバー8人で集まった時に、報告が入った。
【少し前から、付き合ってたんです。】
【もうパートナーの契約もしたで。】
その言葉を聞いて、頭が真っ白になっていた。
あの時、笑っておめでとうと言えてただろうか。
『…大丈夫か?』
「なんのこと?」
ありゃ、顔に出ちゃってたかな。
ロウくんに心配されちゃった。
『ならいいけど… 』
あ、もうそろそろ薬がきれそう。
「んじゃ、僕は御手洗にでもいってきまーす」
『ん』
やっぱりロウは勘が鋭い。
僕の異変にすぐに気がついては、毎回心配してくれる。
優しいなぁ。
パキプチプチ
ゴクッ
「はぁ…」
欲求を抑える薬は、だいぶ体に負担がかかってしまう。
僕は生まれてから、プレイをしたことが一度もなかった。そのため、ずっと薬に頼ってきたのだ。
僕はSubであることを隠しながら生きている。
故に時々、domだと間違えられることもある。
多分、あの8人のメンバーで僕のダイナミクスをに破っているのはロウ君と、伊波だけであろう。
でも、言う必要は無いし、ロウとライにも口止めしてある。
危ないことが起きたり、なにかトラブルに巻き込まれる確率もゼロじゃないから。
なら、domと勘違いされていた方がよっぽど都合が良かった。
「あ~ぁ、いっその事Normalだったらいちばん楽なのにな~」
教室へ戻ると、ロウとライが喋っていた。
【あ!!ウェン!!】
『おかえり』
「伊波じゃーん!!おはよ~」
2人は結構仲が良い。
だが、伊波には好きな人がいる。
隣のクラスの緋八マナだ。
人当たりがよく、とにかく歌が上手い。
面白い関西人の彼は、結構モテるらしい。
【ねぇ~聞いてよ~ウェン。また、小柳が~】
「なになに?いじめられたのw?」
『んなわけあるか。普通に話してただけだよ。』
【お前、それで普通に話してたはねぇぞ!!】
「『www』」
楽しい。
このふたりと話してる時は、傷つかずにすんでるような気がする。
【あ!!そうそう、これこれ!!!】
「なに?」
伊波はチケットを2枚、こちらに差し出してきた。
【近くに、美味しいカフェが合って、そこの割引券なんだけど、期限が1週間後でさ~。予定とか入ってたりするから、2人で行ってきてよ!!】
「え!?いいの!?ラッキー!!」
『良かったな』
【なんか最近ウェンが、元気なさそうって、どっかの狼さんが言ってたからさ~】
ニヤニヤしながらロウの方をむく伊波。そんなに心配してくれてたんだなと、不意に笑みがこぼれた。
『うるさいなぁ。別にいいだろ 』
「やったぁ!!ありがとねロウきゅん!!」
『ん、良かった。ロウキュンって呼ぶなよ』
【来ました、きゅんキャン!!】
「あっははっwww」
あの後、放課後に一緒にカフェへ向かった。
「最近やりたいゲームがあってさ~」
『どれだよ』
「これなんだけど」
淡々といつもどうりの会話をしていると、とある光景が目に入った。
「…るべしょ?」
『ん?あぁ、デートじゃないか?お熱いことでな』
「あぁ、うん。そっ…か」
最悪だ。1番見たくない光景だった。
心の中で何かがどんどんすり減っていくような感覚だった。
『……俺ちょっとあっちの店行きたいからさ、ちょっと着いてきてくれない?』
「え、あ、うん。 」
気、使わせちゃったかな。
優しいな、ロウは。
なんでこいつもパートナー作らないんだろう。ロウを彼氏にしたい女子なんて、ごまんといそうだけど。
『こっち』
そういって手を差し伸べてくるロウに少し、イケメンだなと思いながら、その手をとった。
「うん」
るべショとカゲツ君が行ったところで、また歩き出し、カフェへ着いた。
「はぁ~疲れた~」
『そうだな』
すこしの間、気まずい沈黙が流れ、先に口を開いたのはロウだった。
『なぁ。お前、星導のことがすきだったのか?』
あぁ、ロウには全てお見通しだなと、図星をつかれ、少々ビクッとなる。
「あ~、ロウにはバレちゃうか。そうだよ。すきだったよ」
『そっか』
「…ほんと、もう諦めるしかない、けど、ね」
頬を涙が伝った。
泣くつもりなんてなかった。
誰にも聞いて貰えなかったから、吐き出せて、嬉しかったんだと思う。
『え、ちょ、泣くなよ』
「だっ、て…ロウ、が、優しくしてきたから…」
『あ~はいはい。ハンカチ。ほら。泣くなよ話なら聞いてやるからさ。 』
「う”~。ロ”ウ~」
『ん。なに。』
そこからはずっと、ここが好きだったとか、僕の方が早かったのにとか、ヤケクソで話しまくった。
「決めた!!またいいひと探す!!パートナーも見つける!!」
『あぁ、そうしな。きっとお前なら見つかるよ…』
そういったロウの顔は、少し悲しそうに見えた
【赤城きゅん!!】
「ん~なに~カゲツ」
少々気まずいながらも、いつもどうり仲良く喋る。別にカゲツが嫌いなわけじゃないし、なんなら大好きである。
けど、元好きな人の恋人となると少々気まずいのである。
【今日ちょっと、放課後に、相談のって欲しくて…】
「2人で?」
【うん。】
まじか。ちょい気まずいぞ。
でも、友人の頼み。ここで断れるたちでもな買った。
「いいよ。どこでするの?」
【教室で。すぐに終わるから!!】
「OK~」
放課後、教室へ向かった。
そこにはまだカゲツ君はいなくて、ロウにちょっと用事あるから、待ってて!!と、連絡し、待っていた。
ガラガラガラ
【ごめん!!掃除しててん!!】
「いいよいいよ~」
急いで来たのがわかる。
そんなに走ってこなくてもいいのになーとは思ったが、一生懸命来たのだ。口をつぐんでおこう。
「それで、相談って?」
【あのな、相談って言うのは…】
一旦切ります