テラーノベル
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寝れない……なんで、なんで。
こんなにふかふかのベッドで寝れるのに、ずっと夢に見てきたふかふかのベッドなのに、それが逆に落ち着かない。
仕方ない……床で寝ようかな。その方が、なれてる感覚だから。
「もとき……起きてるか」
この声は……滉斗さん……?
どうしてこんな時間に、もうとっくに日付は変わっているのに。なんで僕のところに?
「起きてるだろ、入るぞ」
夜だからか、お昼間の時よりは静かに扉が開いた。
僕よりも、キレイでカッコいいパジャマを着た滉斗さんが入ってきた。床にいる僕を見て「は?」とでも言いたそうな顔をしている。
「なんで床にいるんだよ、体、痛くなるぞ」
ちょっと強引にベッドに運ばれる。手付きは荒いはずなのに、どうしてか、冷たくはなかった。
「床は寒いだろ。ベッドで寝ないのか?」
ベッドだと落ち着かないなんて言っても、きっと伝わらない。だって、普通の人はふつうに寝れるんだもんね。フツウに。
「まぁ慣れねぇわな。……ずっと使ってこなかったんだから」
なんで分かったの?まぁ、あの部屋の様子を見れば分かるか。
そして、受け入れてくれるんだ。変って思わないのかな。
「よく今日まで耐えたな……よかった間に合って」
マニアッテ……まにあって……間に合って?
何が間に合ってよかったんだろう。
「あ、何でもねぇ。とにかく寝るぞ、ほら、俺がいてやるから。こういうのは慣れるしかねぇんだ」
布団を被せられて、滉斗さんは開いてるスペース、と言ってもベッドが広いから隣に座った。滉斗さんが言ってたことが少し気になるけど、今日は色々ありすぎて眠い。
「ゆっくり休めよ。おやすみ、元貴」
そんな滉斗さんの声が聞こえたような気がしたけど、それに返事は出来ないまま、眠りについた。
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コメント
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大森さんの自己否定はまだあり、2人のことをまだ完全には信頼仕切ってない感じがしますが、最初よりは進んだ気がします!! 『冷たくはなかった』という言葉がそれを表しているような気がします!!続き待ってます!