OC注意⚠️ (3話長いかも)
BARALEFA “…憎い”
CORENIGHT …‘許せない’
白い女性『……初めまして…』
知らない女性「……」
BARALEFA目線
緑の髪色をしている子の名前は【CORENIGHT】とで、私と一緒の不老不死らしい。正直言ってあまり信じられない。
“…本当に、不老不死なの?”
その子はコクリと首を縦に振る。その瞬間
と大きな音立ててあの女が扉を開けてこう言った。「おはよう♡、私の可愛い子供達♡」
コツコツと私達のところに歩いてくる。
“(…逃げたい、この女から逃げたい。)”
‘…っ、(こっ、怖い…)’
私達は今椅子に縛り付けられている、この状態では、この女の思う通りだ。…最悪っ…
「…大丈夫よ、今日は貴女じゃ無いわ♡」
ツンっと私の鼻を指で突く。
“…え?、私じゃ無いの?”
「えぇ…、今日はこの子よ♡」
と、指差す先にはCORENIGHT。
‘…えっ?’
っと驚いた声を漏らす。
サァっと頭から血の気が引いた。
“まっ、待ってくださいっ!
( その子だけはっ、この痛みを知らないで欲しい。)”
「…あらぁ、もうそんなに仲良くなったのねぇ?…でも、貴女が可哀想じゃない?」
“は?”
「…貴女と同じ片目になって貰おうと思ってるの♡ ねぇ、私優しいでしょ♡」
チラッとCORENIGHTの顔を見る。
‘……ッッ!’
ポロポロと涙を流していた。よく見ると小刻みに震えていた。
「もう準備はしてあるの♡」
カチャっと音がなる。聞き覚えのある音。
音が鳴った方を見ると震えが出てきた。
‘…あっ、あぁ…’
とCORENIGHTが声を漏らす。
「貴女は左目を取ってあげる♡」
と言いながらCORENIGHTに近づく。
‘…やっ、やめてっ’
と小さな声をあげる。
「嫌♡」
ニヤニヤしながらCORENIGHTに器具を近づける。
とCORENIGHTの目に器具の先端が刺さる。
‘…いッ、痛っ…ぃ!’
CORENIGHTの目からは血と涙が同時に出ている。
‘…ぐぁっ、いっぎぃ!’
“…あぁっ、嫌っ!嫌ぁっ!”
震えが止まらない。
っと音を立てて、視神経が千切れた。
それを見たあの女は、「アハっ♡」っと笑った。
CORENIGHTは失神している。
許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない
“(あぁっ神よっどうかどうかお助けください。二人目の被害者が出ているのにあなたは見て見ぬ振りをするのですかっ!? )”
「ふふっ♡、この子の目も結構綺麗しゃない♡でも、貴女の方が綺麗だけどねぇ〜♡」
“(…ッッ!神よ私を見捨てるのですか?)”
そう、絶望していると、天井にヒビが入った事に気がついた。その瞬間、
と天井が壊れるとともに白い女性が 降りてきた。
「 なっ、何よアンタ 」
あの女が怖気つくほどの圧を持ったあの人はきっと、私達の【神さま】なのだろう。
『……この子達を助けに来た。』
「…なっ、何を言ってんのよ、この子達は私の可愛い子供達なのよっ!」
『…違う。」
「なん………」
その女性はあの女が何かを喋ろうとする前に首にクナイを刺した。
「…ッッ、ガハッ、ヒューッ、ヒューッ!」
ボタボタっと血が滴る。
すると、急に簪を外し あの女の目に向かって勢いよく振りかぶった。
血が勢いよく飛沫した。女性は返り血で紅く染まっている。
“(…綺麗…)”
女性は残ったもう片方の目に簪を振り落としていた。
“(…あの醜い女には醜い死に様が似合ってる)”
あの女の周りには血の湖が広がっていた。
すると女性は私に向かって『もう大丈夫だよ』と言ってくれた。その言葉を聞いて涙が止まらなかった。女性は私の椅子の縄を解いて、抱きしめてくれた。
『…よく耐えたね。貴女は強い子だね。』
“(…あたたかい)”
私はそのまま号泣してしまった。
女性は私が泣き止んだ途端に『立てる?』
とCORENIGHTの縄を解きながら気遣ってくれた。ずっと座ったまんまだから足に力が入らなくて立てずにいた。
私は首を横に振った。それを聞いて、『わかった。』と言って抱っこしてくれた。
“…あ、あの”
『どうしたの?』
“私達はこれから、ど、どこにいけば良いでしょうか?”
『私の家に来れば良いよ。』
“…い、良いんですか?”
『うん。後タメ口で良いよ。』
“…あ、りがとう。”
『どういたしまいて。』
数分後
女性の家についた私達は、CORENIGHTをふかふかのベッドに寝かせ、目を覚ますまで、隣の椅子に腰をかけて待っていた。
CORENIGHT目線
目が覚めると見知らぬ部屋の中に眠っていた。隣を見ると、私の手を握ったBARALEFAと白い女性が椅子に腰を掛けていた。BARALEFAと目が合うと、驚いた顔をして抱きついてきた。その振動で左目が痛んだ。
‘…痛ッ!’
“ッ、ごっ、ごめんね。”
そっか、私今日から片目だけなんだ。ちょっと苦しいかもな。そう考えていると、
『気分はどう?』
と女性が声を掛けてくれた。
‘(綺麗な声だなぁ。)左目が少しズキズキするぐらいです。 ’
『そう。』
‘…あの、ここは何処ですか? それと、貴女は誰なんですか?’
『…名前を言ってなかったね。私の名前は●●●。それと、ここは私の家だよ。』
‘…貴女の家。’
“今日からここに住んでも良いんだって。”
‘! い、良いんですか?!’
『うん。後、タメ口でいいよ。』
‘あ…りがと…う。’
『どういたしまいて。』
5年後
BARALEFA目線
『貴女達にとある能力をあげようと思うの。』
“‘…えっ?”’
『もう、今年で貴女達は10歳になるでしょ。そろそろ、自分の周りにも気をつけなければいけないと思うの。たがら、自分にピッタリだと思う能力を授けましょう。そして、運動と、コミュニケーションも習得してほしいの。』
私達はお互いの目を合わせて
“‘…う、うん! 頑張る!”’
と言った。
『じゃあ、この中から選んでほしいの。
1.風 2.水 3.岩 4.炎 5.雷 6.土
どれが良い?』
“私は1の風が欲しい!”
‘わ、私は4の炎が欲しい!’
『じゃあ、この瓶の中身全てを飲んで、これを飲む事で欲しい能力がつくの。じゃあ次。
次は、自分の武器を決めて欲しいの。
1.剣 2.魔法 3.弓矢 4.槍
どれが良い?』
“1!”
‘2!’
『貴女達の武器の使い方は私が教えてあげるから心配しないでね。じゃあ、最後。
最後は、生物の頂点になって生物とコミュニケーションをとって欲しいの。
1.昆虫 2.植物 3.魚 4.動物
どれが良い?』
‘植物!’
“昆虫!”
『わかった。じゃあ明日から武器の使い方は教えるから今日は、ゆっくり休んでね。』
‘“うん!’”
そして小さく
“楽しみだね!”
‘うん♪’
happy end.
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