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はあ…なんで止めなかったんだ俺…
俺、凸森悠は、寮の自室で頭を抱えてた。
あの二人のことは、知ってたはずなのに…さもさんを会議に行かせてしまった…
俺が後悔してると、扉が叩かれた。
「凸さん、ちょっといいですか?」
「ニグさん…いいよ」
扉を開けて入ってきたニグさんは、真剣な眼差しだった。
「…さもさんとひなにいさんのことについて…何か知ってますよね?」
だよなあ…
「…ニグさんって、meoって知ってる?」
俺が質問に質問で返すと、ニグさんは一瞬呆然とした。
「えっと…?確か、mmmrとodmnと同じ、政府の治安保持組織でしたよね?けど今はもうその組織は無くて…」
「そう…そのmeoにさ、俺とさもさん、ひなにいさん…あと八幡さんもいたんだよ。」
あともう一人…それは言わないほうがいいか…
「え…」
「…これから話すことは、絶対他の人には言わないでくれ、特にさもさんには言ったら駄目だ。」
「は、はい…」
………最悪だ、ひなにいさんに会うなんて…
ひなにいさんを憎むべきじゃないって、わかってる…けど俺はこの辛い思いを、どこにぶつけたらいい…?
………行かないと
あの人のもとへ