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:これは後編になります!前編を見ていない方は前編を見てから閲覧してください!:
…叫んだ時には、もう遅かった。
全員気づいたが、それでもなお、遅かったのだ。
「嘘…で…しょ………。」
奏は膝から崩れ落ち、顔を手で覆って泣きじゃくった。
絵名は、奏の肩にそっと手を置いて、瑞希は奏を思い切り抱き締めて慰める。
ミクも、奏の背中を優しくなでていた。
しかし、私は見逃していなかった。
…彼が、まだ、立っている。
「…奏。まだ、終わってない。」
「…え…?」
私たちの見た姿には、刺されていてもなお諦めていない、圭介さんの姿があった。
その背中は大きくて、何よりも暖かかった。
多分刺し傷はかなり深いはずだ。
安静にしておくのが吉だろうけど、こんな状況だ。救急車が着くまでに生きているか、どちらにしろ分からない。
「さて、どうするか…。」
私がそう呟くと、奏はゆっくりと立ち上がって、私の手を掴んだ。
「…信じよう、圭介くんを。」
その奏の目は決意に満ち溢れていて、諦めないという思いをひしひしと感じた。
「奏…。」
私がそう呟くと、奏は少し笑って言う。
「だって、まふゆが諦めてないのに、わたしたち「ニーゴ」が諦めるわけないじゃん。」
奏の眼差しには、信頼と希望がある。
「…変わったね、奏。」
私は独りそう呟くと、前を向きなおした。
時間は少し過ぎて、もう大将首が目の前にある状況になった。
しかし、そこで事態は急変する。
圭介さんが血を吐き出したかと思うと、膝をついてしまった。
もちろん、どちらも動きが固まってしまい、マイキーは一虎さんを殴り始める事態になった。
全員、驚きを隠せないでいると、復活して事態に気づいた圭介さんが、マイキーの方へと歩いていく。
そして、何を思ったか、ナイフを取り出すと
――自分の腹へ突き刺した。
「場地さん!」
「圭介くん!」
二人が圭介さんの方へ駆け寄っていく。
私は、その姿を見て、初めて「死」を実感した。
死ぬときはこうされたい、という思いが。
それと同時に、生きたいという思いも。
ただ、静かに風は吹いていた。
:皆さんこんにちは!突然の主です!:
:すみません!この話、ここで打ち切ろうと思います!:
:最後まで連載できず申し訳ありませんm(_ _)m:
:理由としては、プセ勢を降りるためですね。あと主自身プセをプレイしていないのであまり作品を深堀りしてキャラを知れないから主が誤解しまくるのを防ぐためというのもあります。:
:最後まで連載されてほしかったと思った方、そんなことでしょ、連載しろよと思った方、申し訳ありません…。:
:それに、最近の更新頻度を見ていただくと分かると思うんですが、この調子だと確実に20話完結連載だとしても半年は絶対にかかっちゃいそうなので…。:
:事情の方はまた改めて必読部屋にて投稿させていただきます。:
:この話を楽しみにしていてくれた方々、並びにこの話をご愛読してくださった方々、誠に申し訳ございません…。:
:プセの話はもう投稿しませんが、東リべは長編連載「トーキョーデイズ」を絶賛準備中なのでもう少し待っていただけたら幸いです!:
:最後に、本当に申し訳ございませんでした、そして、ここまで読んでいただきありがとうございました!: