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琥珀はただ破壊を望む存在ではなかった。彼は一つの目的を持って動いていた。それは、「人間の意志」を完全に支配すること。呪力を超えた精神的支配を果たし、全ての人間を自らの器にしようとしていた。
「十二神将は序章に過ぎん。私の本当の力は、これからだ。」
琥珀は、特別部隊が彼を追うまでの時間を利用し、力を高め続ける。呪力を完全に制御し、限界を超えた存在へと進化しようとしていた。
一方、特別部隊のメンバーたちは、ようやく得た休息の時間を楽しんでいた。しかし、突如として空気が重くなり、朱音が異変に気づく。
「この呪力…まさか、何かが近づいている…?」
透は険しい表情を浮かべ、周囲を見回す。「まさか、これまでの戦いが序章だったとはな。俺たち、まだ終わってないらしい。」
そこに届いたのは、琥珀からの暗黒のメッセージだった。
「私は琥珀、呪詛の王である。お前たちの存在は無視できないが、私の前では虫けら同然だ。覚悟しておけ…」
次回、過去編