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はい、どうも
いますぐ輪廻を久し振りに聞きまくっていたら思いついた話です
曲パロ書きたくはあるんだけど、書いたことないから分かんない
まぁ、今回書く話は元ネタがいますぐ輪廻から来てます
結構書き換えてるから、曲パロではないかな
設定
インドくんは毒舌でイギリスのことが好き
イギリスは親子として好きで、恋愛的じゃない
何回も振られまくる話
ではでは〜ゴー!
「なぁ、親父…っ、好き」
意を決してそう言う
もう他のやつに取られるのも嫌だった
だから、思いを伝えれば…
「ふふ、私も好きですよ」
…やっぱりダメなんだ
親父の好き、は別の好きだから
だから、誰も分かりあえない、付き合えない
…親父の子になっただけでチャンスはあると思うんだけど、それが遠いんだ
他なんて、恥ずかしがらずに親父にいっぱい愛の言葉を呟いて、ほんと苛つく
そういう面では親父がこんくらい鈍感で
良かったとも言える
でも、俺も親子以上の関係なんてなれない
ずいぶん難しくて、醜いような恋路だ
何度も何度もやれば、いつかは…?
そんな思いを胸に抱いた
「親父っ…付き合おう」
「仕事のお手伝いです?いつでも付き合いますよ」
…二回目の告白も勘違いで終わる
親父はただ笑ってそう言ってるだけだけど、それが俺をはっきりと傷つけていた
なんで、こんなに大好きなのにっ、頑張って思いを伝えてるのにっ…ズレてしまうんだろう
…親父は悪くない
それが、一番、自分が嫌になる原因だった
「…親父、キスしていい?」
「あら、珍しいですね。…いいですよ」
…これだから、諦めきれないんだ
柔らかく唇が触れる、奥までは行かないけど、優しくてふわふわするようなキス
親父はこれも、恋愛的な意味があるんだって分かってない
でも、自分だけにしてくれたような感覚になってどうしても諦めきれない
…ほんと、ズルいよ
何回、告白しただろう
何回、振られただろう
一方的にやって、そんな数をはっきり覚えている自分が馬鹿らしくなる
32434回、気が狂いそうな数字だ
デート、のようなこともした
手を繋いだりも、した
キスもしたんだ
…なにが、足りてない?
そうやって考えてると、頭がぐちゃぐちゃになりそうだった
…おかしくなる、ほんとに、ほんとにっ…
くそっ、なんで、こんな恋ってややこしくて、難しいんだろう
そうやって考えながら、歩く
今も親父と、みんなと仲良く歩いて、お出かけだ
もっとも、俺は仲良くなんてできなくて、後ろから勝手についてきてるみたいになってるけど
結局、親父しか頼りじゃなくて、親父しか受け止めてくれなくて、ただ認めてもらいたいだけ、みたいなものだ
一人が寂しくて、そうならないように、親父を縛りたいだけ
…そんなのだから結ばれないんだろうか
…でも、もう分からない
信号を渡ってるときだった
ふと、辺りが明るく照らされる
横を見ると、自動車がいた
スローモーションみたいだった
…でも、逃げる気はなくして、このまま
死んでもいい、だなんて思った
生きてたって、どうにもできはしないから
続く…?
32434の意味
→好きでした