☃️💜 続き
〜
そうして、優しかった彼は、昔に戻る気配も無いまま4ヶ月半が経った。
私の命はあと、1ヶ月半
そろそろ、死ぬ準備を始めなくちゃいけない。
☃️💜)今日帰るの遅くなるから。
○○)そっか!気をつけてね!^^
○○)あっ、お金足りてる?ほら、これ持っていきな!
☃️💜)あ、あぁ…ありがとう…?
もう終わりがわかってるから、つらくもなくなった。
〜
○○)ゲホッゲホッ…
咳が出始めた。それに、たまに呼吸不全の発作と動悸。
そろそろまずいか…私は薬を飲みながら、日に日に弱っている。彼は全く気づかない。気づかれないようにしているから。
○○)ゲホッゲホッ…ヒュッ…カハッ…ゲホッゲホッ…
やばい…血が床に付いた…拭かなきゃ…
○○)あ…っ、やば……目眩…?
そして私は、意識を手放した。
〜
☃️💜side
☃️💜)やっべ、忘れ物した…△△ちゃんが待ってるのに…
俺には、○○という彼女がいるが、最近冷めてきて…
△△という女と密会をしている。所謂、浮気というものか…でも、前まで俺に罵倒されたら、すげぇ辛そうな顔してたのに
最近は、ずっと笑顔だ。
☃️💜)なぁ○○〜、俺の財布知らない?
☃️💜)○○?おい、○○ー?
いくら呼びかけても返事が来ない。
☃️💜)○○?いるんだろ?
応答は無い。
☃️💜)チッ…あいつ、勝手に出掛けやがって…
そう言って俺はリビングにあがり、財布を探そうとする…が…
☃️💜)……っ!?!?
○○が…倒れている…
☃️💜)は…っ?なんで、○○!?
気が動転していたが、とにかく救急車を呼んだ…
なんで…なんで、○○…?
〜
△△ちゃんに謝り、会うのはおあずけとなった。
○○)……
☃️💜)…○○、なんでだよ…
○○は今も目覚めていない。
医師)スタスタ……
☃️💜)っ先生、!○○は…
医師)…ただの貧血です。しばらくしたら目覚められると思いますよ。
☃️💜)ほ、ほんとですか…
良かった…
○○)…ん………ぅ、
☃️💜)○○!!大丈夫か…っ?
○○)…た……つや、?
☃️💜)うんっ、俺だよ…わかる?
○○)わ……かる、でも……なんで、?
☃️💜)忘れ物取りに来たら…お前、倒れてるから…
○○side
いつの間にか、私は病院にいた。
☃️💜)○○…!
名前を呼ばれたのは…いつぶりだろうか。
○○)…辰哉……
☃️💜)ん…?
○○)迷惑かけて、ごめん。
☃️💜)全然、迷惑じゃない…!
☃️💜)むしろ、ただの貧血で良かった…
…なぜこんなに、心配しているのだろうか…
私は、辰哉の浮気を知っている。
☃️💜)しばらく、検査入院だって。
○○)そっか、わかった。辰哉はもう帰っていいよ。私は大丈夫だから。
☃️💜)え、いや…俺も居る。
○○)帰りなよ。待ってるんでしょ?
○○)「彼女さんが」
☃️💜)…は……?なにいって、彼女は、○○だよ…?
○○)違うでしょ。貴方の彼女は△△、私はただの都合のいい家政婦。
彼は、泣きそうになりながら私を見る。
医師)彼氏さん、少しこちらへ。
☃️💜)は、はい…
〜
☃️💜)おい○○っ!?
○○)なに…
☃️💜)なんで…黙ってたの…
○○)なにを?
☃️💜)病気のことッ…!俺、何も聞いてないよ…!
○○)言ってないんだから、知らないのも当たり前でしょ。貴方が浮気を隠したように、私も病気を隠した。
○○)△△、私の後輩だったんだよね…浮気してるのなんか、すぐにわかったよ笑
☃️💜)…ごめん、ほんとにごめんっ、俺…もう浮気しないから…っ、ごめんなさい…
○○)…好きにしなよ。もう、どうでもいいんだ。
☃️💜)○○…っ、もう、俺が嫌いになった?
○○)違うよ。
☃️💜)良かった…なら、まだ一緒に居られ…
○○)関心が無くなったの…もう。
☃️💜)え……
○○)この病気ね、治らないの笑
続く
コメント
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クズ澤以外にもいいね